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国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、6月20日(水)から22日(金)までオレゴン州ポートランドで開催された「GCTC(Global City Teams Challenge) Tech Jam」において、NICTの取組を出展しました。

GCTCとは

GCTCは、米国標準技術研究所(NIST)主催によるIoT技術をスマートシティに展開することを目指したプログラムです。
2013年から開始された「Smart America Challenge」を発展させる取組として、2015年9月から第2ラウンド(2017年までの2年間)がスタートし、今年からは、国土安全保障省(DHS)とともに、サイバーセキュリティ上の課題に対する実践的な取組も視野に入れた「GCTC-SC3(Smart and Secure Cities and Communities Challenge)」が開始されました。
 
具体的な内容は、解決したい課題を抱える自治体、研究開発をする大学、技術の実展開を目指す企業がチーム(アクションクラスター)を構成し、スマートシティとしての実践的な課題解決に取り組み、その取組を共有するものです。
GCTCには現在100以上のアクションクラスターが参加しています。
Tech Jamには、約300名が参加者登録し、海外からも多くの国から参加がありました。

NICTによる出展内容

NICTからは、地域における強靭でセキュアなネットワークを構築するIoTプラットフォーム「NerveNet」について、その機能や活用事例等のパネル展示を行い、集まった多くの自治体、企業、大学等の関係者に説明を行いました。
 
ポスターセッションの模様(左) ディスカッションの模様(右)
ポスターセッションの模様(左) ディスカッションの模様(右)
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参考