遺伝物質であるDNAが結合している一群の塩基性蛋白質。DNAと結合することによって、細長いDNA分子をコンパクトに収納する働きがある。ヒストンH2A, H2B, H3, H4は2個ずつ集まってヒストンオクタマーと呼ばれる球状の複合体を形成し、その周りにDNAが巻き付くことによって、DNAを折りたたむことができる。ヒストンH1は、ヒストンオクタマーとDNAとの複合体(ヌクレオソーム)の外側に結合することによって、さらにDNAを小さく折りたたむのに働いていると考えられている。これらのヒストン蛋白質の構造や化学修飾の変化によって、遺伝子発現が調節を受けることが知られている。




