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「NIRVANA改 SECCONカスタム Mk-II」でサイバー模擬攻防戦を視覚化!(2015年2月7日(土)・8日(日))

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2015年2月3日

独立行政法人 情報通信研究機構

NICTは、2015年2月7日(土)・8日(日)に開催されるSECCON CTF 2014決勝戦において、サイバー攻撃統合分析プラットフォーム「NIRVANA改SECCONカスタム Mk-II」を用い、大会参加者によるサイバー模擬攻防戦の様子を、リアルタイムに視覚化します。

SECCON CTFは、日本最大規模のサイバー模擬攻防戦“CTF”(Capture The Flag)の大会です。SECCON CTF 2014決勝戦では、58ヶ国、累計4,186人の中から、各予選を優秀な成績で勝ち進んだ全24チームが一堂に集まり、その実力を競い合います。

NIRVANA改(ニルヴァーナ・カイ)はNICTで研究開発を進めている、標的型攻撃等の高度なサイバー攻撃に対抗するための統合分析プラットフォームです。昨年、NIRVANA改をベースにCTFを視覚化する専用エンジンNIRVANA改 SECCONカスタムを開発しましたが、今年はさらに機能強化した第二世代の『NIRVANA改SECCONカスタム Mk-II』をSECCON CTF 2014決勝戦に導入し、世界各地から集まったCTFのトップチームによる攻防戦をリアルタイムに視覚化します。

一般の方もご参加いただけますので、皆様のお越しをお待ちしております(事前登録制)。

※注:事前登録は、下記のSECCONのWebサイトから行えます。

SECCON CTF 2014決勝戦・全国大会カンファレンス
http://2014.seccon.jp/finals.html

日程:2015年2月7日(土)・8日(日)
場所:東京電機大学 東京千住キャンパス 1号館
http://web.dendai.ac.jp/access/tokyosenju.html
参加費:無料(事前登録制)※一般の方もご参加いただけます
主催:SECCON実行委員会(日本ネットワークセキュリティ協会)
共催:東京電機大学
後援:高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT総合戦略本部)、情報セキュリティ政策会議、総務省、文部科学省、経済産業省、警察庁、独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)、一般財団法人 日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)、一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)

NIRVANA改 SECCONカスタム Mk-II(Planeモード)
図1 NIRVANA改 SECCONカスタム Mk-II(Planeモード)
中央オレンジ色の六角柱が、決勝戦を戦う24チームを表しています。その周囲の青色の六角柱は、CTFの問題サーバとその攻略状況を表しています(黄色い六角形が正答したチーム)。各チームと問題サーバとの通信がリアルタイムに視覚化されます。

NIRVANA改 SECCONカスタム Mk-II(Towerモード)
図2 NIRVANA改 SECCONカスタム Mk-II(Towerモード)
問題サーバが中央に集積されたTowerモード。ポイント数が多いチームほど、オレンジ色の六角柱の高さが増していきます。明るいオレンジ色のエネルギー砲は、各チームから問題サーバに射出されている攻撃(Exploit)を表しています。

NIRVANA改 SECCONカスタム Mk-II(チーム詳細)
図3 NIRVANA改 SECCONカスタム Mk-II(チーム詳細)
チームの六角柱を拡大すると、各チームが使用しているIPアドレスがクリスタルとして表示され、IPアドレスごとの通信状況が視覚化されます。チームの六角柱は上下2層に分かれ、現時点で獲得している攻撃ポイントと防御ポイントを表しています。