NICTは、2018年2月17日(土)~19日(月)に開催されるSECCON2017決勝大会に、「NIRVANA改SECCONカスタム Mk-IV」を導入し、サイバー模擬攻防戦の様子をリアルタイムに視覚化します。

SECCONは情報セキュリティをテーマに多様な競技を開催するイベントで、日本最大規模のサイバー模擬攻防戦“CTF”(Capture The Flag)を開催しています。SECCON2017決勝大会では、世界102ヶ国、累計4,347名によるオンライン予選を勝ち抜いた強豪チームが一堂に会し、17日(土)にCTF国内大会、18(日)・19日(月)にCTF国際大会が開催されます。

会場では、セキュリティ関連のトークセッションやパネルディスカッションをはじめ、体験型ワークショップやデモ展示などが同時開催されます。SECCON2017決勝大会は一般の方もご来場・ご観戦いただけます。皆様のお越しをお待ちしております(事前登録制)。

※注:事前登録は、下記のSECCON2017決勝大会のWebサイトから行えます。


SECCON2017決勝大会
https://2017.seccon.jp/news/summary/seccon-20171/seccon2017.html

日程:2018年2月17日(土)~2018年2月19日(月)
場所:東京電機大学 東京千住キャンパス(北千住駅徒歩1分)
参加費:無料(一部ワークショップは材料代が発生します)
主催:SECCON実行委員会/日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
共同主催/特別協賛:東京電機大学
運営:株式会社ナノオプト・メディア
対象:セキュリティに少しでも興味がある方(年齢、性別問わず)
後援:内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室(高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部)、内閣官房 内閣サイバーセキュリティセンター(サイバーセキュリティ戦略本部)、警察庁、総務省、公安調査庁、外務省、文部科学省、経済産業省、国土交通省、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)、一般社団法人日本経済団体連合会、日本シーサート協議会、OWASP Japan

図解:NIRVANA改 SECCONカスタム Mk-IV

図1 Towerモード
図1 Towerモード
CTFの問題サーバが中央に集積されたTowerモード。オレンジ色の六角柱が問題サーバを表し、周囲の青/緑色の六角柱が決勝戦を戦うチームを表しています。水色のエネルギー砲は、各チームから問題サーバに射出されている攻撃(Exploit)を表しており、成功すると『攻撃ポイント』が加算されます。ポイント数が多いチームほど、青/緑色の六角柱の高さが増していきます。


図2 Questionモード
図2 Questionモード
問題サーバにフォーカスしたQuestionモード。各問題サーバの攻略状況が俯瞰できます(黄色い範囲が広い方が多くのチームに解かれている問題)。黄色い旗は問題サーバの占有状況を表しています。問題サーバ「四」(左下)は1チームが独占しており、問題サーバ「伍」(中央下)は複数チームが同時に占有しています。一定時間占有が続くと「防御ポイント」が加算されます。


図3 Rankingモード
図3 Rankingモード
チームの順位をピラミッド形状で表したRankingモード。各チームの問題攻略状況を小六角形の色で表しています(水色の小六角形が正答した問題)。各チームのトータルポイント(白)、攻撃ポイント(青)、防御ポイント(緑)がそれぞれ確認でき、順位の入れ替わりがダイナミックに視覚化されます。


図4 【新機能】Graphモード
図4 【新機能】Graphモード
チームのポイント獲得状況を視覚化したGraphモード。各チームのトータルポイントがリアルタイムに更新され、ポイントや順位の時間遷移が確認できます。攻撃ポイントや防御ポイントごとのグラフ表示や、問題サーバごとのグラフ表示など、ポイント獲得状況の詳細な分析も可能です。