本文へ
文字サイズ:小文字サイズ:標準文字サイズ:大
  • English Top

「新世代ネットワークの実現に向けた欧州との連携による共同研究開発」を開始

~ 日欧の研究協力により新世代ネットワークの研究開発を加速 ~

  • 印刷
2013年6月3日

独立行政法人 情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長: 坂内 正夫)は、現在のインターネットにおいて顕在化し始めている諸課題、例えば、省エネや安心・安全なサービスの提供といった観点での課題を解決し、将来にわたって誰もが安心してネットワークサービスを受けられるようにするため、平成22年度から新世代ネットワーク戦略プロジェクトとして研究開発を進めています。

この一環として、NICTは、新世代ネットワークの早期実現に向け、新世代ネットワークの研究開発を更に加速し、深化させるため、平成24年10月から11月に、欧州委員会*と共同で研究開発の提案を募集しました。

http://www.nict.go.jp/press/2012/10/02-1.html

今般、NICTは、日欧共同で研究開発を行う日本の研究機関に対して、研究開発の委託を行うことを下記のとおり決定し、平成25年度から研究を開始しました。

* 欧州委員会は、欧州連合(EU)の行政執行機関です。欧州委員会が実施している第7次欧州研究開発フレームワーク計画(Framework Program 7; FP7)は、欧州連合(EU)における科学分野の研究開発への財政的支援制度であり、2007年1月から始まっています。FP7の主なテーマとしては、「情報通信技術(ICT)」をはじめ「健康」「交通輸送」「ナノ科学技術・材料・新生産技術」などの10テーマがあります。



1. 研究開発課題及び受託者

課題ア: モノのネットワークとクラウドを融合するネットワークサービス基盤の研究開発
実時間性が要求される IoT サービスをクラウドにより実現するためのサービス基盤の構築
受託者: [幹事者]
東日本電信電話株式会社
慶應義塾大学SFC研究所
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所
日本電信電話株式会社
パナソニックシステムネットワークス株式会社
EU側共同提案者:
Commissariat à l’énergie atomique et aux énergies alternatives(フランス)、
Engineering Ingegneria Informatica SpA(イタリア)、University of Cantabria(スペイン)、STMicroelectronics S.r.l.(イタリア)、Santander City Municipality(スペイン)、Genova Municipality(イタリア)

課題イ: ネットワークテストベッドを活用した日欧における実証的共同研究
認証やリソース制御等のネットワーク制御プレーンや実運用シナリオを前提とした実験ネットワークを用いた実証実験
受託者: [幹事者]
独立行政法人 産業技術総合研究所
KDDI株式会社
EU側共同提案者:
Instytut Chemii Bioorganicznej Pan(ポーランド)、Nextworks(イタリア)、Fundacio Privada I2CAT Internet I Innovacio Digital a CATALUNYA(スペイン)、SURFnet bv(オランダ)、European Center for Informantion and Communication Technologies(ドイツ)、IMINDS VZW(ベルギー)

課題ウ: コンテンツ指向ネットワーキングによる省エネルギーコンテンツ配信の研究開発
大容量化するコンテンツ配信おいて必須となる低消費エネルギー化技術の研究開発
受託者: [幹事者]
株式会社KDDI研究所
日本電気株式会社
パナソニックアドバンストテクノロジー株式会社
国立大学法人東京大学
早稲田大学
国立大学法人大阪大学
EU側共同提案者:
Georg-August-Universität Göttingen(ドイツ), NEC Europe(イギリス), CEDEO(イタリア), Telekomunikacja Polska-Orange Labs Poland(ポーランド), University College London(イギリス), Consorzio Nazionale Interuniversitario per le Telecomunicazioni(イタリア)

2.研究開発経費

単年度1課題あたり50百万円(上限) 
(欧州の研究機関に対しては欧州委員会から経費が提供されます。)

3.研究期間

平成27年度までの3年間



参考

研究開発のねらい

本委託研究では、欧州委員会が実施するFramework Program 7(FP7)と連携して、新世代ネットワークあるいは将来インターネット分野における、IoT(Internet of Things、モノのインターネット)とクラウドの融合技術、及びコンテンツ指向ネットワーキングによる省エネルギーコンテンツ配信技術について、日欧双方での共同研究開発を進めます。また、日本と欧州のテストベッドを接続し、接続されたテストベッドを用いた実証的共同研究開発を行います。これらの研究開発の実施において、日本及び欧州の強みを組み合わせることにより、研究開発力を高めるとともに、成果の国際的な展開や国際標準化等への提案が期待されます。

研究開発の概要については、下記のWebページをご参照ください。
 http://www2.nict.go.jp/collabo/commission/info/20121002koubo.htm

提案内容の評価

本共同公募による各課題の採択評価では、日欧の有識者で構成される共同評価委員会及び学識経験者で構成される国内評価委員会を経て、受託者を決定しました。

 以上

 



平成25 年度「日欧国際共同研究」に関する講演会のご案内
 「新世代ネットワークの実現に向けた欧州との連携による共同研究開発」の開始に当たり、総務省との共催により、以下のとおり講演会を開催します。
・日時: 平成25年7月2日(火) 9:00~12:00
・会場: ベルサール八重洲
    (〒103-0028 東京都中央区八重洲1-3-7八重洲ファーストフィナンシャルビル2階)
・定員: 約100 名
会場の規模の関係上、参加希望者多数の場合は、先着順にて案内します。参加できない方には、開催日の前日中までに電子メールにより連絡します。
・参加費用: 無料
・申込方法:
参加を希望される方は、以下の必要事項を電子メールにて申込期限までにお申込みください。
必要事項: ①氏名、②組織名、所属部署名及び役職、③連絡先(電子メールアドレス等)
申込先: 総務省 戦略的国際連携型研究開発推進事業事務局
E-mail:
※参加申込に際してお知らせいただいた個人情報については、参加申込者の取りまとめのため、本講演会の運営に係る事務を総務省から請け負った団体が使用します(目的外には使用しません。)。
※本講演会は、総務省と合同で事務局を行っています。
申込期限: 平成25 年6 月28 日(金)17:00



本件に関する 問い合わせ先

産学連携部門 委託研究推進室

藤瀬 雅行、天野 滋、加藤 誠
Tel: 042-327-6011
Fax: 042-327-5604
E-mail:

広報に関する問い合わせ先

広報部 報道担当

廣田 幸子
Tel:042-327-6923
Fax:042-327-7587
E-mail: