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「ナショナルサイバートレーニングセンター」の設置及び若手セキュリティエンジニア育成プログラム「SecHack365」の創設と受講生の募集の開始について

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2017年4月3日

国立研究開発法人情報通信研究機構

NICTは、実践的なサイバートレーニングを企画・推進する組織である「ナショナルサイバートレーニングセンター」を4月1日(土)付けで設置しました。 これを受け、本日4月3日(月)から、同センターにおいて、若手セキュリティエンジニアの育成を目的とした新規プログラムであるSecHack365(セックハック サンロクゴ)の受講生の募集を開始します。

1 「ナショナルサイバートレーニングセンター」の設置について

NICTは、政府のサイバーセキュリティ戦略及び情報通信研究機構法の改正に基づき、国の行政機関、地方公共団体、重要インフラ等を対象として、NICTが有するサイバーセキュリティの技術的知見等を最大限に活かした実践的なサイバー防御演習(CYDER)を開発・実施しています。
我が国全体として、多様化・悪質化するサイバー攻撃に対抗し社会の安全を守っていくため、その担い手となるサイバーセキュリティ人材の育成を一層加速していく必要に迫られています。
このような背景を踏まえ、NICTは、平成29年度総務省予算の成立を受け、実践的なサイバートレーニングを企画・推進する組織である「ナショナルサイバートレーニングセンター」(センター長 園田 道夫)を、4月1日(土)付けで設置し、以下のような取組を推進していきます。
 
① CYDERの開催規模の大幅な拡充(47都道府県で100回3000人実施予定)
② 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の適切な運営に向け、大会開催時を想定した模擬環境下で行う実践的なサイバー演習「サイバー・コロッセオ」の実施予定
③ 若手セキュリティエンジニアの育成を目的として、NICTが若年層のICT人材を対象に、セキュリティの技術開発を本格的に指導する新規プログラムである「SecHack365」の創設
下記2参照)
また、NICTは、サイバートレーニング事業の企画・推進、サイバートレーニングの高度化のための研究開発等、同センターの業務運営に関する重要事項を審議し、理事長に対し助言を行う組織として、「ナショナルサイバートレーニングセンター・アドバイザリーコミッティー」を設置する予定です。コミッティーは産学の有識者によって構成され、座長には、総務省のサイバーセキュリティタスクフォースの座長である東京電機大学 安田浩 学長に就任いただく予定です。
 
 
(参考) 実践的サイバー防御演習「CYDER」
・CYDERのWebページ:http://cyder.nict.go.jp/
・平成29年度CYDERに関する3月7日付けプレスリリース

2 若手セキュリティエンジニア育成プログラム「SecHack365」の創設と受講生の募集の開始について

(1)「SecHack365」創設の趣旨
我が国のサイバーセキュリティ産業は、世界のセキュリティソフトウェア市場における存在感が決して大きくないなど、欧米等海外に比べ遅れています。我が国として、多様化・悪質化するサイバー攻撃に対抗し、私たちが自らの手で自らの社会の安全を守っていくためには、既存のセキュリティソフトウェア等を単に「運用」するだけにとどまらず、新たなソフトウェア等を自ら「開発」していくことができる人材を育成していく必要があります。
NICTは、未来のサイバーセキュリティ研究者・起業家の創出に向けて、若年層のICT人材を対象に、セキュリティの技術開発を本格的に指導する新規プログラム「SecHack365」を創設します。

(2)「SecHack365」の特徴
SecHack365では、高等専門学校、大学等と連携しつつ、25歳以下の学生や若手社会人から公募を通じて40名程度を選抜し、1年をかけてセキュリティ技術の研究開発を指導することで、ハイレベルな人材を養成します。
国内各地での座学講座・ハッカソン開催、遠隔開発教育、コンテスト演習、先端的な科学技術企業の見学等の社会体験、第一線で活躍する国内外の研究者・技術者との交流等といった体験を通じて、受講生のそれぞれの志望に沿った形での能力開発を行います。
上記の遠隔開発教育とは、受講生にNICTの研究用の遠隔開発環境へのアクセス権を付与し、1年を通じ、いつでもどこからでも開発に取り組むことができるようにするものです。受講生は、NICTが有する最先端の研究開発ノウハウや、大規模なサイバー攻撃観測網により収集した現実の攻撃データ等を活用して、社会的に未解決の課題にチャレンジする研究開発に取り組みます。

(3)「SecHack365」受講生の募集の開始
SecHack365は、本日4月3日(月)から受講生の募集を開始します。
募集の概要は以下のとおりです。
・募集期間
募集開始日:4月3日(月)
課題回答用紙申込期限:4月25日(火)
課題回答作成提出期限:4月28日(金)
・応募資格:日本国内に居住する25歳以下の方
・人数:40名程度
・費用:約50万円(学生は無料)
 
● SecHack365の申込方法の詳細等についてはhttps://sechack365.nict.go.jp/ 参照



本件に関する問い合わせ先

●1について
ナショナルサイバートレーニングセンター

井田 俊輔
Tel: 042-327-6684
E-mail:

●2について
ナショナルサイバートレーニングセンター
サイバートレーニング研究室

衛藤 将史
Tel: 042-327-5573
E-mail:

広報

広報部 報道室

廣田 幸子
Tel: 042-327-6923
Fax: 042-327-7587
E-mail: