タイトル 情報通信月間講演会、第98回研究発表会開催報告
澤田 史武

 大阪城のすぐ隣にあるホテルニューオータニ大阪において、6月13日(火)に情報通信月間講演会、6月14日(水)に第98回研究発表会が開催されました。どちらも情報通信月間参加行事であり、また2日続けて同じ開催場所ということで、一体感を出すために各ポスターを2枚セットで作りましたが、皆さんポスターのデザインを覚えていらっしゃるでしょうか? 情報通信月間講演会は、メインテーマを “明日の情報化を拓く−極めれば人間研究−”と題して、午前中は、鬼頭近畿電気通信監理局長のあいさつに始まり、田中技術総括審議官、熊谷科学技術会議議員の両特別講演、午後から正高京都大学霊長類研究所助教授、東倉NTTコミュニケーション科学基礎研究所長、宮内関西支所知覚機構研究室長の3件の講演が行われました。会場内は事前登録通り常時300名を超えるお客様で盛況でした。
 翌日の研究発表会では、21世紀における高度情報通信社会を実現するための情報通信技術ブレークスルーとなる新しい研究開発テーマに関して成果を報告しました。これはまさに関西支所特集とも言うべきものです。
写真 講演風景
講演風景
 第91回以来3年半ぶりに大阪開催となり、午前10時から午後5時まで全部で6件の発表がありました。また、隣接する会場ではポスターセッション、デモンストレーション、技術移転テーマ・所有特許のコーナーなどの展示会も開催しました。研究発表会の御来場者数は116名でしたが、日頃研究発表会が開催される東京都内以外の関西エリアにおいて当所の研究成果を発表することは意義深かったと思います。一方、展示会は、研究発表会での講演で理解できなかったことや、さらに詳しい話を研究者から直接聞けるとあって、御来場者から大変好評でした。今後も、研究発表会と展示会をセットで開催していきたいと考えています。最後に、御来聴下さった方々、お忙しい中を原稿締切りに追われながらも御協力頂いた講演者の方々、近畿電気通信監理局、関西支所スタッフの皆様に感謝します

(企画部 企画課 成果管理係長)



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