手代木総合研究官

第41回前島賞を受賞




 手代木総合研究官は、平成8年3月7日、メルパルク東京において、(財)逓信協会より、伝統ある前島賞を受賞された。前島賞は、逓信事業の創始者 前島密 の功績を記念し、その精神を伝承発展せしめるために設けられたものである。受賞は「衛星通信用アンテナの研究開発」の功績が認められたものである。氏が開発・実用化された衛星通信用アンテナを挙げれば、


  •  技術試験衛星・型に搭載され、宇宙用として世界で初めて実現された衛星搭載用マルチビームフェーズドアレーアンテナ
  •  航空機搭載用の衛星通信アンテナとして実用化され世界の空で活躍している、シーケンシャルアレーと呼ばれる広帯域円偏波マイクロストリップアンテナ
  •  プレジャーボートなど小形船舶で広く利用されている、動揺時においても衛星と通信が可能な船舶用GPSアンテナ
  • 等、枚挙にいとまがない。