タイトル COMMUNET '99 出展報告
金澤 亜美

 9月14日(火)から16日(木)の3日間、アジア太平洋トレードセンターATCホール(大阪)においてCOMMUNET '99が開催されました。出展会社は国内外合わせて71社、また出展内容は、ネットワーク関連、モバイル関連、コンピュータテレフォニー関連、インターネットビジネス関連、Linux関連と6項目に及びました。
 横須賀無線通信研究センターからは、陸上移動通信用のデジタルナロー装置、60GHz帯移動体追尾実験装置、2GHz帯到来方向推定装置、成層圏プラットフォーム(パネル)、またMMAC(マルチメディア移動アクセス)協議会からの要請を受けて無線LANの出展を行いました。開催期間中は、郵政省通信総合研究所の展示ブースにおいては第四研究チーム員、MMAC協議会の展示ブースにおいては第二研究チーム員が、連日午前10時から午後5時まで説明を行いました。さらにTAOからの応援を得て、3日間成功裏に終えることができました。
 PIMRC '99(モバイル国際会議)と同時併催であったため、国内外の研究者達も多数見学に訪れ、展示を通して貴重なディスカッションの機会を得ました。研究成果の展示は展示会内では異色だったのですが、企業の方々や一般見学者も数多く見学に来られ、次世代の移動及び無線通信システムの説明に熱心に耳を傾けていました。
 今回の展示会を通して幅広い層の見学者に対して所の成果を広く宣伝する機会を得たばかりではなく、将来的な移動体無線通信システムに対する社会的な期待を再認識する貴重な機会を得ることができました。
写真 展示会風景
 本展示会は、台風の影響で大雨を受けたにも関わらず、3日間を通して17,481人の来場があり、大盛況のうちに幕を閉じました。今後も、CRLとして継続的な研究成果の宣伝の場として、このような展示会に出展していくことの重要性を感じました。

(第四研究チーム)




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