タイトル 第97回研究発表会
廣本 宣久
講演風景
  11月9日(火)と10日(水)の二日間にわたって、東京大手町にあるサンケイ会館のサンケイホールにおいて、第97回研究発表会が開催されました。今回の研究発表会では、21世紀の高度情報通信社会を支える情報通信技術に関する研究開発テーマについての発表と、情報通信技術と将来の研究開発を考えるための招待講演を企画しました。
  一日目は、午前10時から午後4時まで当所の情報通信技術研究のサマリと研究成果トピックスに関する講演8件、二日目は午後1時から午後4時まで招待講演2件と当所の次期研究開発計画に関する講演1件、全部で11件の講演を行いました。

研究発表会の様子 招待講演の池田克夫教授 招待講演の山田玲子博士
  会場は常にほぼ満席に近い状態で熱心に聴講していただき、情報通信技術に関する関心の高さを感じました。また、当所のこれまでの研究発表会で最多の約490名の参加者を数えることができました。
  今回の研究発表会では初めての試みが二つありました。一つは、研究成果展示会の同時開催であり、もう一つは参加者の事前登録制を採用したことです。研究成果展示会は、研究発表会と同じフロアで開催し情報通信技術はもちろん宇宙通信、周波数標準に加え技術移転コーナーも設けられ、来場者からの評判も良く、その事がアンケートから読み取れました。
  事前登録については、前回横須賀リサーチパーク(YRP)で行われた研究発表会で予想を上回る来場者となった為、たくさんの立ち見のお客様を出した反省から大体の人数を把握するために導入しました。
  その結果来場者数の概略がつかめ、会場の座席数の調整を行うことができ、最適な会場作りをすることが出来ました。今後も採用することを考えています。
  最後に、御来聴下さった皆様、忙しい中原稿締切に追われながらも御協力頂いた講演者の方々、裏方スタッフ及び展示説明者の皆様に感謝します。
(企画部企画課長)

研究成果展示会・技術移転コーナーの様子


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