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理事あいさつ - 独立行政法人 情報通信研究機構の理事に就任して

坂田 紳一郎(さかた しんいちろう) - 総務担当

従来の2つの機関が統合され、情報通信に関わる唯一の国の研究開発機関となった当機構に対する期待は、 大きいものがあります。これに応えるには、研究開発の内容を充実していく以外にありませんが、その前提となるのが、 職員・研究者一人ひとりが力を発揮できるような職場づくりです。長尾理事長の下、皆で力を合わせて、国民の期待に 応えられる明るく活力ある組織・職場をつくっていきます。

寺ア 明(てらさき あきら) - 企画担当

新生NICT(情報通信研究機構)の企画担当(総合企画部担当)の理事に任命されました寺アです。NICTは、情報通信 技術の基礎段階から応用段階までの研究などを行う国際的にもユニークな研究機構です。日本発の新しいICT (情報通信技術)を創出すべく、産業界、学会、官と連携し、戦略的な研究開発のプランを策定するとともに、 研究成果をいろいろなフェーズにおいて内外で繋ぐための環境づくりが、NICTの企画担当の役割だと思います。 よろしくお願いします。

塩見 正 (しおみ ただし) - 総合研究担当

情報通信研究機構は、外部との連携や競争の中で、社会のニーズに応える知識と技術を生みだし、送り出す使命を 担っています。その活動は、進化の過程を生き抜く生命体のように、しなやかで強靱なものでありたいと考えます。 それを可能にするのは、結局は人です。世界的視野に立って活躍する人材がぞくぞく集まり、また育つような 研究機構にしたいと思います。内外の異文化を包容する精神の下、互いを理解し、多様性と柔軟性の中から革新的な 知識と技術を生み出す環境をつくり上げたいのです。

加藤 邦紘 (かとう くにひろ) - 先導研究開発担当

わが国の情報通信技術が世界のトップ集団にあることは間違いないと思います。このトップレベルの技術を手段として、 国の経済発展・豊かな国民生活を実現するには、優れた行政施策と研究開発施策が重要と考えています。 新しい機構内で私の担当する「先導研究開発系」は、国の行政施策の推進を狙いとして、産学官の方々の基礎・基盤 研究の成果を実用化に結びつけることを主な目的としています。拠点研究、委託研究、共同利用型研究施設などの 種々の機能を活用することにより、上記の施策に応えていきたいと考えています。

安成 知文 (やすなり ともふみ) - 促進・振興担当

今後のわが国の社会・経済の発展や国際競争力を確保していくためには、情報家電やモバイル通信、デジタルコンテンツ、 超高速ネットワークなど、今後のIT社会の基盤となる分野での一層の技術革新が求められています。促進・振興部門と して、産業界におけるこのような技術開発や新規事業化を促進していくことが重要な使命であります。このため他の 研究開発部門との有機的連携を図りながら、民間基盤技術研究促進事業や情報通信ベンチャー支援事業などを強力に 進めたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。