NICT NEWS
受賞者紹介
受賞者 原田 博司(はらだ ひろし) 新世代ワイヤレス研究センター
ユビキタスモバイルグループ
グループリーダー
(団体名: コグニティブ無線通信技術の研究開発コンソーシアム)
共同受賞者: 竹内 和則(鰍jDDI研究所)
花岡 誠之(鞄立製作所)
久世 俊之(三菱電機)
小花 貞夫(轄総ロ電気通信基礎技術研究所)
◎受 賞 日: 2009/6/8
◎受 賞 名: 電波功績賞
◎受賞内容: 移動通信システムにおいて周波数を高度に利用するコグニテイブ無線の技術を研究開発し、基礎技術を確立するなど電波の有効に大きく貢献したため
◎団 体 名: (社) 電波産業会
◎受賞のコメント:
2005年から2008年までに行われてきた日本初のコグニティブ無線システムの基礎研究国家プロジェクトの成果がこのような形で高い評価を受け非常にうれしく思います。今後は、本システムの実用化および標準化に向けた研究開発を一層推進していき、当該分野での研究開発のリーディング研究所として国内外で活躍をしていきたいと考えております。
受賞者 片岡 伸元(かたおか のぶゆき) 新世代ネットワーク研究センター
超高速フォトニックネットワークグループ 研究員
和田 尚也(わだ なおや) 新世代ネットワーク研究センター
超高速フォトニックネットワークグループ グループリーダー
共同受賞者: 北山 研一(大阪大学大学院)
寺田 佳弘、坂元 明(潟tジクラ)
姫野 明、才田 隆志、津田 信一(NTTエレクトロニクス梶j
◎受 賞 日: 2009/7/23
◎受 賞 名: フジサンケイ ビジネスアイ賞
◎受賞内容: 光符号分割多重アクセス技術に関する研究開発
◎団 体 名: フジサンケイ ビジネスアイ
◎受賞のコメント:
本研究では、アクセス系の高速・大容量化を可能にする光符号分割多重アクセス技術を実現するため、産学官連携によりデバイス及びシステムの設計から開発・プロトタイプ化まで行いました。この研究開発成果を評価していただき大変光栄に思います。今後も産学官の連携を深め、実現に向けて研究を進めたいと思います。
受賞者 栗田 泰市郎(くりた たいいちろう) ユニバーサルメディア研究センター
超臨場感基盤グループ グループリーダー
◎受 賞 日: 2009/9/24
◎受 賞 名: 技術振興功労
◎受賞内容: 技術の振興に尽力し、特に優れた業績をあげたため
◎団 体 名: 東京都知事(東京都)
(本件受賞においては、前職のNHK放送技術研究所での研究成果です。)
◎受賞のコメント:
このたび、薄型テレビ高画質化技術の研究開発が認められ、表彰いただいたことを大変光栄に存じます。長野冬季五輪に向けた初のハイビジョンプラズマ受像機の開発や、初の立体ハイビジョンプラズマディスプレイの開発はとても良い経験でした。現在の液晶テレビの高画質化につながる、液晶ディスプレイの動画質劣化とその改善法に関する研究は、世界的に評価されました。表彰を両親が大変喜んでくれ、親孝行ができたと思っています。
受賞者 太田 安貞(おおた やすさだ) 元 郵政省通信総合研究所
標準測定部 原子標準研究室 主任研究官
◎受 賞 日: 2009/10/21
◎受 賞 名: 電波技術協会賞
◎受賞内容: 水素メーザの開発による日本標準時の精度向上に貢献
◎団 体 名: (財)電波技術協会
◎受賞のコメント:
周波数一次標準器の開発として始まった水素メーザ原子時計は、超高安定周波数標準器として、共振器自動同調法の確立で数年間にわたる連続運転により、日本標準時(JST)の精度向上に貢献するとともに、国際度量衡局(BIPM)で決定する、国際原子時(TAI)、協定世界時(UTC)にも貢献できました。また1台で連続運転を可能にした自己同調方式メーザや、衛星搭載用の超小型水素メーザの研究開発も行いました。長年にわたり多くの人々のご指導ご協力の下に行ってきたこれらのことが評価され、この上なく嬉しく感謝いたします。

独立行政法人
情報通信研究機構
総合企画部 広報室
広報室メールアドレス
Copyright: National Institute of Information and Communications Technology. All Rights Reserved.
NICT ホームページ 前のページ 次のページ 前のページ 次のページ