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受賞者紹介
受賞者
若菜 弘充(わかな ひろみつ)
高級研究員
◎受 賞 日: 2010/9/15
◎受 賞 名: 電子情報通信学会フェロー称号
◎受賞内容: 新たな移動体衛星通信システムに関する先駆的な研究開発
◎団 体 名: (社)電子情報通信学会
◎受 賞 名: 通信ソサイエティ功労顕彰状
◎受賞内容: 通信ソサイエティにおける研究専門委員会運営に関する献身的活動、学術交流活性化への寄与が認められたため
◎団 体 名: (社)電子情報通信学会通信ソサイエティ
若菜 弘充
◎受賞のコメント:
電子情報通信学会フェロー称号の受賞は大変名誉なことです。20年以上にわたり我が国の衛星通信技術の研究開発に貢献でき、その成果が認められました。これは多くの諸先輩方のご指導、ご支援の賜物であり、ここに深謝いたします。通信ソサイエティ功労顕彰状の受賞は、衛星通信研究専門委員会の委員長、副委員長としての活動によるもので、本分野の研究活動の活性化に貢献できたことをうれしく思います。今後とも我が国の衛星通信技術の発展、利用分野の拡大に尽力していきたいと思います。
受賞者
村上 誉(むらかみ ほまれ)
総合企画部 新世代ネットワーク研究開発戦略推進室 主任研究員
新世代ワイヤレス研究センター ユビキタスモバイルグループ 主任研究員
◎受 賞 日: 2010/9/15
◎受 賞 名: 活動功労賞
◎受賞内容: 通信ソサイエティにおける企画運営等に関する活動の学術交流活性化への寄与が認められたため
◎団 体 名: (社)電子情報通信学会通信ソサイエティ
村上 誉
◎受賞のコメント:
2008年10月より、電子情報通信学会新世代ネットワーク時限研究専門委員会の幹事補佐として約2年半ほど運営に携わらせていただきました。会の運営では初めての経験が多く、また自分の専門分野外の方との交流が多く、非常に貴重な体験をさせていただきました。共に活動した専門委員会の幹事団・専門委員の皆様、また本活動にご理解・ご協力いただいた新世代ネットワーク研究開発戦略推進室、及びユビキタスモバイルグループの同僚に感謝いたします。
受賞者
西村 竜一(にしむら りょういち)
ユニバーサルメディア研究センター 超臨場感システムグループ 専攻研究員
◎受 賞 日: 2010/10/16
◎受 賞 名: Best Paper Award
◎受賞内容: Audio Information Hiding Based on Spatial Masking
◎団 体 名: Sixth International Conference on Intelligent Information Hiding and Multimedia Signal Processing
西村 竜一
◎受賞のコメント:
データハイディングは、歪を最小限に抑えながらコンテンツ自身に情報を重畳する技術です。既存の通信方式でも利用可能なことから、メディアの機能拡張に必要な情報の伝送路として様々な応用が期待できます。受賞した手法は、聴覚の特性と臨場感音響技術で用いられる信号処理を組み合わせたものです。長年にわたり議論していただいたみなさまに感謝するとともに、データハイディングの利活用も含めた研究を進めていきたいと思います。
受賞者
岩本 政明(いわもと まさあき)
未来ICT研究センター バイオICTグループ 専攻研究員
◎受 賞 日: 2010/11/6
◎受 賞 名: 日本原生動物学会賞
◎受賞内容: 原生動物学の進歩と日本原生動物学会の発展に優れた功績を評価されたため
◎団 体 名: 日本原生動物学会
岩本 政明
◎受賞のコメント:
生物が遺伝情報を制御する仕組みを理解するため、原生動物のテトラヒメナを実験対象にして行ってきた研究を、この度、日本原生動物学会に高く評価していただきました。大変光栄に思います。神戸研究所の高度な実験設備と技術を利用することで成し得た研究成果でありました。これまでの研究にご支援、ご協力いただいたバイオICTグループ生物情報プロジェクトの皆様他、関係各位に感謝申し上げます。
受賞者
武内 史英(ぶない ふみひで)
未来ICT研究センター バイオICTグループ 専攻研究員
◎受 賞 日: 2010/11/6
◎受 賞 名: 第43回日本原生動物学会ベストプレゼンテーション賞
◎受賞内容: 第43回日本原生動物学会大会における講演『繊毛虫テトラヒメナの核分化過程における核膜孔複合体のダイナミクス』(著者:武内史英、岩本政明、平岡泰、原口徳子)のプレゼンテーションが優れていたため
◎団 体 名: 日本原生動物学会
岩本 政明
◎受賞のコメント:
繊毛虫テトラヒメナでおこる細胞核分化の仕組みを明らかにしたことに対して受賞しました。これまでテトラヒメナの細胞核形成メカニズムはほとんど不明でした。今回の研究では光学顕微鏡と電子顕微鏡を駆使することで新たに形成される細胞核の構造に違いがあることを発見しました。本研究を進めるにあたりご指導して下さったバイオICTグループの皆様に深く感謝申し上げます。
受賞者
Rui TENG
新世代ワイヤレス研究センター 医療支援ICTグループ 専攻研究員
張 兵(Bing Zhang)
新世代ワイヤレス研究センター 医療支援ICTグループ 主任研究員
劉 健勤(Jianqin Liu)
未来ICT研究センター 専攻研究員
◎受 賞 日: 2010/12/2
◎受 賞 名: Best Paper Award
◎受賞内容: Infrastructure Optimization of Flight-Formation Inspired Selforganization for Address Configuration in sensor Networks
◎団 体 名: BIONETICS 2010
左から張兵、Rui TENG、劉健勤
◎受賞のコメント:
このたび、私たちの論文が国際会議Bionetics2010に評価され、Best paper awardをいただいたことを大変光栄に思っています。対象となった研究では、センサーネットワークに生物の自己組織方法を学ばせ、省エネルギーや、ネットワークインフラストラクチャの最適化を提案・検討しました。今後も異分野の研究者の連携によって知見を広めて、さらに研究を進めていきたいと思います。ご支援いただいた皆様、どうもありがとうございました。
受賞者
吉田 俊介(よしだ しゅんすけ)
ユニバーサルメディア研究センター 超臨場感システムグループ 専攻研究員
◎受 賞 日: 2010/12/14
◎受 賞 名: 優秀研究発表賞
◎受賞内容: 『テーブルトップ作業を目的とした裸眼立体ディスプレイの試作』(著者:吉田俊介、矢野澄男、安藤広志)が優秀な研究であると認められたため
◎団 体 名: (社)映像情報メディア学会
吉田 俊介
◎受賞のコメント:
新しい方式のテーブル型裸眼立体ディスプレイを提案し、初期の実装をした論文で賞を頂きました。提案手法の特徴は、メガネ無しで周囲360度から観察できる立体映像を、何もないテーブル上に浮かび上がらせることができることです。その結果、テーブル上での作業に非常に親和性の高い、従来とは一線を画す立体ディスプレイという点において高い評価を頂きました。本受賞を励みに、今後は画質の改善や実用化を目指した研究開発を進めたいと思います。
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