NICT NEWS
センター、部門等の紹介
下條 真司

下條 真司
(しもじょう しんじ)
センター長

テストベッド研究開発推進センター

大学、民間企業、研究機関、自治体等をはじめとするJGN-X、StarBED3の利用者の手続き等、窓口をはじめ各種利用の促進や国内主要研究機関、海外研究機関との連携や「新世代ネットワーク推進フォーラム」との連携を図り、JGN-X、StarBED3を活用した各種研究活動の促進、また今後のテストベッドネットワークの展開に関する戦略の検討を行います。

また、JGN-XとStarBED3を利用して、新世代ネットワークの実現とその展開に向けた研究開発を行い、研究成果の普及を目指します。さらに、外部の研究者との連携や、公募型による研究開発スキームの導入、ネットワーク運用センターと一体となった研究体制をとるなど、積極的な研究開発活動を推進します。

西永 望

西永 望
(にしなが のぞむ)
室長

ネットワークシステム総合研究室

ネットワークシステム総合研究室では、NICT内の研究所で開発されている要素技術をシステム化し、さらに共同研究や委託研究等のスキームにより、NICT外の組織とも連携しながら研究開発を行ないます。その中核となるのが、新世代ネットワーク戦略プロジェクトです。新世代ネットワーク戦略プロジェクトは総合研究室を中心とする組織横断的に実施されるプロジェクトで、新世代ネットワークの実現を目指します。ここでの研究開発成果はテストベッド研究開発推進センターが運営するテストベッド上に展開され、新世代ネットワークの具現化に貢献します。総合研究室はNICT職員だけでなく、産学からの優れた研究者を結集し、国内外の組織と連携しながら自ら研究開発を行ないつつ、新世代ネットワーク推進フォーラム等と連携し、日本の新世代ネットワーク構築のための戦略も検討します。

村山 泰啓

村山 泰啓
(むらやま やすひろ)
室長

統合データシステム研究開発室

NICTでは、電磁波による環境計測技術や、ネットワークシステム、データ高次処理等の最先端技術の研究開発が進められています。これらの技術で得られたデータや処理技術の利活用を進めるために、国内外の他機関との協力関係やデータシステムの研究開発等が不可欠です。国際的な協力活動としては各国アカデミー・学術会議からなる国際科学会議(ICSU;International Council for Science)の下、国際学術事業WDS(World Data System)が進められています。NICTは電離層に関するWDC(World Data Center)活動を行ってきており、今後は、WDSの中核的な事業推進とともに、NICT技術の国際的な利活用を目指した科学データシステムの研究開発等を進めます。

平 和昌

平 和昌
(たいら かずまさ)
部門長

社会還元促進部門

研究開発により得られたICTを社会で効果的に活用していただく方策を提案し、世の中で役立つICTシステムを産業界と連携しながら構築していくなど、NICTの研究成果を1つでも多く社会へ還元していくために新設された部門です。第3期中期計画では、知的財産権のライセンス等を技術移転する機能をNICT内部で実施する体制に改め、活動を開始しました。社会のニーズを的確に捉えて、研究現場と社会とを切れ目なく繋いでいく機能を当部門が果たすことにより、NICTはICTの発展にこれまで以上に貢献して参ります。

門馬 弘

門馬 弘
(もんま ひろむ)
部門長

産学連携部門

ICT分野の我が国の国際競争力強化等を図るため、産業界、大学等の研究ポテンシャルを結集する核となり、委託研究、共同研究等の多面的な研究開発スキームにより戦略的に研究開発を促進するとともに、研究人材交流などを通じて研究ポテンシャルの向上に貢献していきます。

また、委託研究、共同研究等の実施に当たっては、産学官連携により新世代ネットワーク、脳情報通信等の創造的な課題、ハイリスクな課題等への重点的取り組み等、先進的研究開発を先導することや社会的課題に適時的に対応し成果展開を加速することで、我が国のICTの研究開発力の着実な発展に貢献するとともに、社会に還元し得る成果創出を実現していきます。

藤本 昌彦

藤本 昌彦
(ふじもと まさひこ)
部門長

国際推進部門

経済・社会のグローバル化に伴い、情報通信技術の研究開発並びにその成果の展開という観点においてもこれまで以上に国際戦略が重要視されてきており、NICTの研究開発における国際連携や成果の国際的な展開を推進するとともに、産業界・大学等における国際共同研究や国際的な人材交流等も支援するなど、我が国の情報通信技術の研究開発環境のグローバル化を推進します。また、研究成果の実用化・国際展開という面で非常に重要な要素となる国際標準化についても産業界等と連携して効果的な取り組みを推進します。このような研究開発環境のグローバル化並びに国際標準化の推進を通じて、我が国の情報通信技術分野における国際競争力の強化に貢献します。

北林 大昌

北林 大昌
(きたばやし だいすけ)
部門長

産業振興部門

社会生活、経済活動の基盤となる情報通信分野において、新たな情報通信サービスを生み出す情報通信ベンチャー等に対して、ビジネスマッチングの機会を提供するなど事業化を促進するほか、多様かつ新たな情報通信の利活用を可能とする情報通信インフラストラクチャーの整備に対して金融支援を行うことにより、その充実・高度化を促進します。

また、誰もが情報通信サービスを利用できる情報バリアフリー環境を推進するため、高齢者・チャレンジド向けの研究開発やサービス開発・提供に対する支援等を行います。

さらに、情報通信分野の産業技術力の強化を図り、知的資産の形成を推進し、新規事業の創出等につなげるため、民間における基盤技術の研究開発の促進等に取り組みます。

産業振興部門では、これらの取り組みを通じて、我が国の産業の活性化、安心・安全で豊かな生活の実現に貢献します。

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