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受賞者紹介

受賞者

翠 輝久(みす てるひさ)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 音声コミュニケーション研究室 専攻研究員


◎受 賞 日: 2011/3/10
◎受 賞 名: 粟屋潔学術奨励賞
◎受賞内容: 「意思決定支援を行う音声対話における強化学習を用いた対話戦略の最適化」(著者:翠 輝久、杉浦 孔明、大竹 清敬、堀 智織、柏岡 秀紀、河井 恒、中村 哲)が特に優秀な講演として認められたため
◎団 体 名: (社)日本音響学会
翠 輝久

◎受賞のコメント:

音声対話のモデル化や対話戦略の最適化に関する成果が評価され、粟屋潔学術奨励賞を受賞できたことを大変光栄に思います。プロジェクトを通じて作成した大量の音声対話コーパスを利用することで、達成することができた成果であると考えております。研究にご支援、ご協力いただいた音声コミュニケーション研究室の皆様他、関係各位に感謝申し上げます。

受賞者

牧 勝弘(まき かつひろ)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 超臨場感映像研究室 専攻研究員


共同受賞者: 赤木 正人
 (北陸先端科学技術大学院大学)
廣田 薫
 (東京工業大学)
◎受 賞 日: 2011/3/10
◎受 賞 名: 第51回佐藤論文賞
◎受賞内容: 聴覚末梢系の機能モデルの提案
-聴神経の位相固定性及びスパイク生成機構のモデル化-
◎団 体 名: (社)日本音響学会
牧 勝弘

◎受賞のコメント:

日本音響学会誌に発表しました聴覚モデルに関する研究論文が、このたび、論文賞に選出されました。大変光栄に思います。これまで、研究を支援して下さった多くの方々に感謝いたします。提案モデルは、外耳から入った音の末梢表現、すなわち、聴神経の発火パターンを忠実にシミュレーション可能なため、聴覚の科学的研究や、音の評価モデルなどの工学的研究に応用可能です。本受賞を励みに今後も研究に邁進していきたいと思います。

受賞者

久利 敏明(くり としあき)
光ネットワーク研究所 企画室 室長


◎受 賞 日: 2011/3/15
◎受 賞 名: エレクトロニクスソサイエティ活動功労表彰
◎受賞内容: エレクトロニクスソサイエティにおける企画運営等に関する献身的な活動が認められたため
◎団 体 名: (社)電子情報通信学会 エレクトロニクスソサイエティ
久利 敏明

◎受賞のコメント:

電子情報通信学会エレクトロニクスソサイエティマイクロ波ミリ波フォトニクス時限研究専門委員会幹事として、2005年5月からの4年間の企画運営に関する活動を行う中で、産業界や学術界の幅広い専門家の方々と深く交流することができ、たいへん貴重な経験をさせていただきました。活動期間中、ご指導・ご鞭撻を賜った同専門委員会の幹事団、専門委員、顧問、ならびに、ご支援頂いた機構内の関係各位に深く感謝申し上げます。

受賞者

木俵 豊(きだわら ゆたか)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 研究所長
黒橋 禎夫(くろはし さだお)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 情報分析研究室 専攻研究員


共同受賞者: 赤峯 享
 元NICT専門研究員(現NEC)
◎受 賞 日: 2011/4/28
◎受 賞 名: 第43回市村学術賞貢献賞
◎受賞内容: 情報分析システムWISDOMの研究が独創性に富み新しい学術分野を開拓し産業の発展に貢献すると評価されたため
◎団 体 名: 財団法人 新技術開発財団
木俵 豊

木俵 豊

◎受賞のコメント:

WISDOMはインターネット上にあふれる膨大な玉石混淆のWeb情報から情報信頼性や価値の高い情報の発見の支援を実現しました。単なる研究に止まらず、実運用サービスを実現したことが高く評価され市村学術賞を受賞しました。前島賞に引き続いての受賞は旧知識処理グループのみならず、NICTの皆様のご協力をいただいたことで実現したものと改めて大変感謝しております。第3期中期計画においても情報分析技術の更なる発展を目指して研究開発しておりますので、引き続きご支援いただけますようお願いいたします。

受賞者

王 鎮(Wang Zhen)
未来ICT研究所 主管研究員


共同受賞者: 鵜澤 佳徳
藤井 泰範
 大学共同利用機関法人自然科学研究機構 国立天文台
◎受 賞 日: 2011/4/20
◎受 賞 名: 文部科学大臣表彰
科学技術賞(研究部門)
◎受賞内容: 窒化ニオブ系超電導体によるテラヘルツ検出技術の先駆的研究
◎団 体 名: 文部科学大臣
王 鎮

◎受賞のコメント:

この度、20年以上にわたり研究開発に取り組んできた窒化ニオブ系超伝導薄膜、デバイス、及びそれを用いたテラヘルツ帯高感度SISヘテロダイン受信機の開発とALMA応用に関する研究成果が評価され、超伝導発見100年という記念すべきこの時期に、文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞したことには大変感無量です。長年この研究を支えてきた国内・外の共同研究者、NICTの皆様に深く感謝いたします。今後とも、超伝導研究の発展のために尽力していきたいと思います。

受賞者

Hobiger Thomas(ホビガー トーマス)
電磁波計測研究所 時空標準研究室 研究員


◎受 賞 日: 2011/4/6
◎受 賞 名: EGU G Division Outstanding
Young Scientist Award
◎受賞内容: 宇宙側地技術のための高精度補正と革新技術の開発を評価されたため
◎団 体 名: European Geosciences Union
Hobiger Thomas

EGU G Division Outstanding Young Scientist Award

◎受賞のコメント:

このたび、私の研究「宇宙側地技術のための高精度補正と革新技術を開発」が評価され、2011年度のEGU G Division Outstanding Young Scientist Awardをいただいたことを大変光栄に思います。この手法は、国際的な精密時刻比較にも寄与できると考えています。これからも、高い評価を受ける研究を行っていきたいと思います。

◎受 賞 日: 2011/5/23
◎受 賞 名: 日本測地学会賞坪井賞
◎受賞内容: 宇宙側地技術における電波伝播の高精度補正に関する研究
◎団 体 名: 日本測地学会
Hobiger Thomas

日本測地学会賞坪井賞

◎受賞のコメント:

宇宙側地技術、マイクロ波を用いた宇宙測地技術における深刻な誤差要因である、中性大気による電波伝播遅延誤差を高精度にモデル化し、補正する手法を確立させ、観測データの精度向上に多大な寄与をもたらした研究「宇宙測地技術における電波伝播の高精度補正」が高く評価され、日本測地学会学会賞である坪井賞個人賞を授与されました。支えてくださった多くの皆様に感謝するとともに、今後もより良い研究成果を目指したいと思います。

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