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受賞者紹介

受賞者

杉浦 孔明(すぎうら こうめい)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 音声コミュニケーション研究室 専攻研究員

岩橋 直人(いわはし なおと)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 音声コミュニケーション研究室 専攻研究員


共同受賞者: ムハンマド アッタミミ
 (電気通信大学)
水谷 了
 (電気通信大学)
中村 友昭
 (電気通信大学)
長井 隆行
 (電気通信大学)
岡田 浩之
 (玉川大学)
大森 隆司
 (玉川大学)
◎受 賞 日: 2011/5/3、2011/5/5
◎受 賞 名: ロボカップ研究賞、人工知能学会賞
ロボカップジャパンオープン@ホームリーグ優勝
◎受賞内容: 「Learning Novel Objects Using Out-of-Vocabulary Word Segmentation and Object Extraction for Home Assistant Robots」が優秀な研究であると認められたため
◎団 体 名: ロボカップ日本委員会、(社)人工知能学会
左から岩橋直人、杉浦孔明

左から岩橋直人、杉浦孔明

◎受賞のコメント:

このたび、未登録語を学習可能なロボット対話技術についての論文がロボカップ研究賞に選ばれ、大変光栄に思っております。また、ロボカップジャパンオープンにおいて家庭用ロボット部門で優勝するとともに、人工知能学会賞として高い評価をいただきました。研究開発をご指導・ご支援下さった、木俵豊ユニバーサルコミュニケーション研究所長、柏岡秀紀音声コミュニケーション研究室長をはじめとする研究所の皆様に感謝致します。今回の受賞を励みとして、研究活動に一層邁進していきたいと存じます。

受賞者

堀 智織(ほり ちおり)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 音声コミュニケーション研究室 主任研究員


共同受賞者: 中村 哲
 元NICTけいはんな研究所長
 (現奈良先端科学技術大学院大学)
松本 潤
 元NICT招へい専門員
◎受 賞 日: 2011/5/17
◎受 賞 名: 日本ITU協会賞国際協力賞
◎受賞内容: 世界情報社会の実現のため国際協力活動に精励し、世界の情報通信・放送の発展に多大な貢献をしたと認められたため
◎団 体 名: (財)日本ITU協会
左から松本潤、堀智織、中村哲 左から松本潤、堀智織、中村哲

◎受賞のコメント:

世界には多数の言語があり、言語の壁の克服は人類の長年の夢です。世界の機関と協力して、ネットワークを介して世界中に分散している音声認識、音声合成、翻訳モジュールを接続し音声翻訳を行う枠組みを提案し、ITU-Tにてモジュール間通信プロトコルとデータフォーマットの国際標準化を行いました。20年以上に及ぶ音声翻訳のプロジェクトに携わり夢を共有した研究者、そしてその研究者を支えた支持者の皆様に、この場を借りて、深く感謝致します。

受賞者

土屋 茂(つちや しげる)
電磁波計測研究所 時空標準研究室 主任研究員

今村 國康(いまむら くにやす)
電磁波計測研究所 時空標準研究室 研究マネージャー

前野 英生(まえの ひでお)
電磁波計測研究所 時空標準研究室 主任研究員


共同受賞者: 野崎 憲朗
 元(財)テレコムエンジニアリングセンター
 (現宇宙技術開発株式会社)
長浜 則夫
 (第48・50次南極観測隊員)
梅津 正道
 (第49次南極観測隊員)
若井 登
 (故人)
◎受 賞 日: 2011/5/19
◎受 賞 名: 優秀論文賞
◎受賞内容: 長波標準電波の伝搬実験と電界強度計算法の開発
◎団 体 名: (社)電子情報通信学会 通信ソサイエティ
左から土屋茂、前野英生、今村國康 左から土屋茂、前野英生、今村國康

◎受賞のコメント:

長波の長距離における受信電界強度の予測計算法を検証するために、観測システムを船舶に乗せ実証する計画から始まり、太平洋を横断するコンテナ船や、南極観測船「しらせ」でデータを取得した結果、計算方法を確立することができました。お世話になった皆様に深く感謝したいと思います。そして、最後まで予測計算法の開発にご尽力された若井先生に改めてご報告したいと思います。

受賞者

松林 淳子(まつばやし じゅんこ)
未来ICT研究所 脳情報通信研究室 専攻研究員


◎受 賞 日: 2011/6/3
◎受 賞 名: 第26回日本生体磁気学会U35奨励賞
◎受賞内容: 『視野闘争中の複合的な特性が脳活動に与える影響』(著者: 松林淳子、寺園泰、 加藤誠、 村田勉)の研究発表が優秀と認められたため
◎団 体 名: 日本生体磁気学会
松林 淳子

◎受賞のコメント:

ヒトの視覚と意識の仕組みを理解するため、脳情報通信研究室が所有する脳磁図装置(MEG)を使用し、視野闘争と呼ばれる現象を活用した今回の研究発表を、このたびの生体磁気学会にてご評価いただきました。なかなか結果が出ず、発表するまでに長い期間を要しましたが、本受賞を励みとして、これからも研究推進に努力してまいりたいと思います。ご支援ならびに本研究に対するコメントをいただいた研究室の皆様に深く感謝申し上げます。

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