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受賞者紹介

受賞者

Tran Ha Nguyen(チャン ハグエン)
ワイヤレスネットワーク研究所 スマートワイヤレス研究室 専攻研究員


◎受 賞 日: 2011/4/22
◎受 賞 名: IEEE Standards Association
Award (as Contributor)
◎受賞内容: 「IEEE Standard 1900.6TM-2011」の開発に貢献したため
◎団 体 名: IEEE Standards Association
Tran Ha Nguyen

◎受賞のコメント:

IEEE P1900.6 ワーキンググループは、無線通信システムにおいてスペクトラムセンサーとクライアント間の情報交換のための論理インターフェースとデータ構造をセンシング技術などに依存せず定義する標準化グループとして2008年7月にスタートしました。私はNICTの同僚とともに第1回の会議から参加しており、分散センシング技術とセンシングデータベース技術など研究成果を寄与し採用されています。また、2009年1月~2011年4月の約2年間、セクレタリとして貢献したことも併せて評価されたのだと思います。
 当時のユビキタスモバイルグループの皆さん、特にグループリーダから、貴重なアドバイスとサポートを頂いたことが今回の受賞につながりました。この機会をもちまして深く感謝いたします。

受賞者

鈴木 健治(すずき けんじ)
ワイヤレスネットワーク研究所 宇宙通信システム研究室 主任研究員
鈴木 龍太郎(すずき りゅうたろう)
電磁波計測研究所 統括


共同受賞者: 加藤 緑(日本電気(株))
吉川 志郎(日本電気(株))
奥居 民生(日本電気(株))
渡辺 哲也(日本電気(株))
米田 誠良(NEC東芝スペースシステム(株))
◎受 賞 日: 2011/5/9
◎受 賞 名: 2010年度衛星通信研究賞
◎受賞内容: 論文「小型実験衛星用再構成通信機におけるRF信号ダイレクト受信処理装置の試作評価」が優秀であると認められたため
◎団 体 名: (社)電子情報通信学会 衛星通信研究専門委員会

左から鈴木龍太郎、鈴木健治
左から鈴木龍太郎、鈴木健治


◎受賞のコメント:

小型衛星搭載用再構成通信機の開発を進めてきた中で、周波数変換部を持たずにLバンドRF信号を直接A/D、D/A変換し、直接出力及びダイレクトサンプリングしてディジタル信号処理する16APSK送受信装置の試作評価を行い、従来方式と比べ装置規模を大幅に縮小することに成功しました。この論文が第1回2010年度衛星通信研究賞を受賞することとなり、研究開発メンバーの励みとなったことを関係各位に感謝致します。

受賞者

土屋 昌弘(つちや まさひろ)
光ネットワーク研究所 上席研究員


◎受 賞 日: 2011/5/11
◎受 賞 名: 第23回中小企業優秀新技術・新製品賞
産学官連携特別賞
◎受賞内容: 「スタック電子株式会社と共同開発した電気光学効果電界プローブ「LeoProbe」の新技術・新製品がわが国産業の発展と中小企業の技術振興に著しく貢献したと認められたため
◎団 体 名: (財)りそな中小企業振興財団(主催)、
(株)日刊工業新聞社(主催)、
経済産業省中小企業庁(後援)
土屋 昌弘

写真提供:(株)日刊工業新聞社

◎受賞のコメント:

中小企業優秀新技術・新製品賞は大企業と資金経営関係の薄い中小企業に対する表彰です。NICT知財に基づく「LeoProbe」(スタック電子(株))が選出率数%の厳しい審査を経て奨励賞を受賞しました。産学官連携特別賞は技術指導面の貢献に対するもので、当時の知財推進グループと笹川清隆専攻研究員の支援の賜物です。受賞式で吉川弘之氏や細谷英二氏が強調した中小企業の技術的役割に対する本格貢献を祈念しています。

受賞者

岩橋 直人(いわはし なおと)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 音声コミュニケーション研究室 専攻研究員


共同受賞者: 田口 亮
((株)国際電気通信基礎技術研究所、名古屋工業大学)
船越 孝太郎
((株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン)
中野 幹生
((株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン)
能勢 隆
((株)国際電気通信基礎技術研究所、東京工業大学)
新田 恒雄
(豊橋技術科学大学)
◎受 賞 日: 2011/6/2
◎受 賞 名: 2010年度論文賞
◎受賞内容: 統計的モデル選択に基づいた連続音声からの語彙学習
◎団 体 名: (社)人工知能学会
岩橋 直人

◎受賞のコメント:

今回の受賞は、人工知能研究における重要な課題の1つである言語獲得に関するものであり、統計的モデル選択の規準に基づき音声から語彙を高い精度で抽出することに、世界で初めて成功したことが、評価されたものです。長年に亘り、この分野の研究のサポートをしてくださった方々に心から感謝の意を表したいと思います。今後は、この受賞を励みにしてさらに精進して参りたいと考えております。

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