日本標準時の維持・通報を行っているNICTは、2012年7月1日（日）の午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に、午前8時59分60秒を、「うるう秒」として挿入しました。この珍しい瞬間を見るために、1,500名もの方がNICT本部（小金井市）の本館正面時計前に来られました。
NICTでは、来場された方に向けて、井口俊夫NICT電磁波計測研究所長による、うるう秒に関する説明会を4回開催しました。また、通常は土日休みの展示室も正午まで特別オープンしました。
このイベントの様子の動画は、YouTubeのNICT Channelで、ご覧いただけます。 http://www.youtube.com/user/nictchannel
●うるう秒挿入の瞬間を待つ大勢の来場者
●うるう秒挿入を示す本館壁面の時計表示
●井口所長による説明を聞く来場者
●臨時オープンした展示室の様子
次号は、自走粒子による集団的行動における普遍的原理や、染色体の「お見合い」の謎を解く糸口、セキュリティリスクを可視化するシステムなどについて取り上げます。
1207号_h4（印刷用、687KB、A4 1ページ）
