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「第39回 国際福祉機器展」出展報告 産業振興部門情報バリアフリー推進室

NICTは、9月26~28日に東京ビッグサイトで開催された、第39回国際福祉機器展において、障がい者や高齢者向けの取組みの成果について、出展しました。

この出展は、「情報弱者への支援」等を業務運営目標に掲げ、高齢者や障がい者のためのサービス提供や研究開発を行う事業者を助成するという事業に取り組む中で、「その事業成果を広く発表できる機会を設ける」と定めた業務運営計画に基づいて、平成18年度から実施しています。

今回は、上記の事業で延べ16事業者が参加し、高齢者や障がい者のための生活やコミュニケーションを支援するサービス又は視覚障がい者のためのデジタル放送に対応した音声受信装置やリアルタイム要約筆記作業支援技術等の研究開発のデモ展示や成果発表を行いました。

開催初日には、総務省 阪本政策統括官のほか、関係の方々にご視察いただきました。 会場には、福祉団体関係者、障がい者の方々が多数訪れ、来場者数は、デモ展示が約1,500名、成果発表が約200名に達しました。

会場では、来場者が参加事業者と積極的な意見交換を行う場面もみられ、来場者の9割以上が有益であったとアンケートで回答し、他方、参加事業者からは、提供するサービスの利用についての相談が、延べ120件、研究課題に対する共同研究や協業についての相談が、延べ16件あったとの報告がありました。

今後とも、NICTにおける「情報弱者への支援」等の取組みについて、その成果を発表できる機会を活用して公表し、情報バリアフリーの促進に努めます。

●NICTブース全体
●NICTブース全体

●タブレット端末のデモ展示に集まる来場者
●タブレット端末のデモ展示に集まる来場者

●総務省 阪本政策統括官ご視察
●総務省 阪本政策統括官ご視察

●成果発表会の様子
●成果発表会の様子

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