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受賞者紹介

受賞者

浜田 リラ(はまだ りら)
電磁波計測研究所 電磁環境研究室 主任研究員
渡辺 聡一(わたなべ そういち)
電磁波計測研究所 電磁環境研究室 研究マネージャー


◎受 賞 日: 2013/5/17
◎受 賞 名: 第41回 日本ITU協会賞 国際活動奨励賞
◎受賞内容: ITUの活動またはわが国のITU諸活動への貢献において、今後本領域において継続して寄与することが期待されるものとして認められたため
◎団 体 名: 一般財団法人 日本ITU協会

左から浜田リラ、渡辺聡一
左から浜田リラ、渡辺聡一

◎受賞のコメント:

生体電磁環境に関する研究に取り組み、電波防護規制値に対する携帯電話システム等の適合性確認方法についてのITU勧告への寄書等、国際標準規格の策定への継続した寄与が評価され受賞しました。本受賞は個人名での受賞となっていますが、NICT生体電磁環境関係の皆様にご協力いただき実現したもので大変感謝しております。

受賞者

水科 晴樹(みずしな はるき)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 多感覚・評価研究室 研究員
安藤 広志(あんどう ひろし)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 多感覚・評価研究室 室長


共同受賞者: 中村 淳也(東京農工大学)
高木 康博(東京農工大学)
◎受 賞 日: 2013/6/28
◎受 賞 名: Best Paper Award
◎受賞内容: ポスター発表した「Vergence and Accommodation Responses to Super Multi-View Display」が、特に優秀であると認められたため
◎団 体 名: The 5th International Conference on 3D Systems and Applications (3DSA2013)

左から安藤広志、水科晴樹
左から安藤広志、水科晴樹

◎受賞のコメント:

今回の受賞では、東京農工大学高木研究室との共同研究で少数視点超多眼ディスプレイの評価実験を行い、立体映像を視聴する際の視覚疲労の原因と言われている調節と輻輳の矛盾が軽減されることを実験的に示したことが評価されました。本研究をご支援いただいた関係各位に感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、今後も人にやさしい映像技術の発展に貢献できるよう努力していきたいと思います。

受賞者

岩澤 昭一郎(いわさわ しょういちろう)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 超臨場感映像研究室 主任研究員
井ノ上 直己(いのうえ なおみ)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 副研究所長


共同受賞者: 河北真宏 元NICT超臨場感映像研究室 副室長(現NHK放送技術研究所)
◎受 賞 日: 2013/6/28
◎受 賞 名: Best Paper Award
◎受賞内容: 口頭発表した「REI: An Automultiscopic Projection Display」が優秀であると認められたため
◎団 体 名: The 5th International Conference on 3D Systems and Applications (3DSA2013)

左から井ノ上直己、岩澤昭一郎
左から井ノ上直己、岩澤昭一郎

◎受賞のコメント:

機構内外から多大なる御支援と御指導をいただき、超多視点立体映像技術の研究開発を進めてまいりました結果、うめきた実験サイトへの導入と連日の運用にまで漕ぎ着けることとなりました。本賞はその中核となる高画質の水平視差型裸眼立体映像表示技術REI(レイ)に関する発表をご評価いただいたものです。今回の受賞を励みといたしまして今後とも人と映像情報の接点に関わる領域の研究開発に取り組んでいく所存です。

受賞者

Ved Prasad Kafle(ベド プラサド カフレ)
光ネットワーク研究所 ネットワークアーキテクチャ研究室 主任研究員


共同受賞者: Hong-Jong Jeong(慶北大学校(韓国))
Hongseok Yoo(慶北大学校(韓国))
Dongkyun Kim(慶北大学校(韓国))
◎受 賞 日: 2013/7/4
◎受 賞 名: Excellent Paper Award
◎受賞内容: 論文「HIMALIS-C-ITS: Fast and Secure Mobility Management Scheme Based on HIMALIS for Cooperative ITS Service in Future Networks」が、優秀であると認められたため
◎団 体 名: IWIV2013
Ved Prasad Kafle

◎受賞のコメント:

ID・ロケータ分離による新世代ネットワークアーキテクチャHIMALISに関する研究で受賞したことを嬉しく思います。HIMALISは、現状のインターネットよりも、異種プロトコル、移動通信、マルチホーム接続、セキュリティなどの上位の機能を持ちます。今回受賞した論文は、HIMALISを近い将来の主要な通信手段となると考えられるITS(高度道路交通システム)に適用するものです。この研究は、ネットワークアーキテクチャ研究室と韓国の慶北大学校の教授及び学生の皆さん(そのうち1人はJISTECのWinter Institute ProgramでNICTに滞在しました)との共同研究で行ったものです。

受賞者

山本 伸一(やまもと しんいち)
ワイヤレスネットワーク研究所 宇宙通信システム研究室 主任研究員
吉村 直子(よしむら なおこ)
ワイヤレスネットワーク研究所 宇宙通信システム研究室 主任研究員
門脇 直人(かどわき なおと)
執行役


共同受賞者: 川本 雄一(東北大学)
西山 大樹(東北大学)
加藤 寧(東北大学)
◎受 賞 日: 2013/7/5
◎受 賞 名: IEEE IWCMC2013 Best Paper Award
◎受賞内容: 論文「A Divide and Conquer Approach for Efficient Bandwidth Allocation in Next Generation Satellite Routed Sensor System(SRSS)」が優秀であると認められたため
◎団 体 名: IEEE IWCMC2013

左から吉村直子、山本伸一、門脇直人
左から吉村直子、山本伸一、門脇直人

◎受賞のコメント:

この度、IEEE IWCMC2013でBest Paper Awardをいただくことができ、大変光栄に存じます。

本研究は衛星センサーネットワークの回線制御に関するもので、災害の早期検出を目的として多数配置されるセンサ局からのデータをリアルタイムに衛星回線で収集するために重要な技術になります。災害の早期検出により的確な避難指示・救援等が可能となり、被害をより少なくできるものと考えられます。

今後も災害の早期検出システムの実現に向けて一層の努力を続けて参ります。

本研究を進めるにあたりまして日頃よりご支援、ご助言をいただきました宇宙通信システム研究室及び関係者の皆様に感謝申し上げます。

なお、本研究は東北大学との委託付共同研究の成果です。

受賞者

班 涛(ばん とう)
ネットワークセキュリティ研究所 サイバーセキュリティ研究室 主任研究員
伊沢 亮一(いさわ りょういち)
ネットワークセキュリティ研究所 サイバーセキュリティ研究室 研究員
井上 大介(いのうえ だいすけ)
ネットワークセキュリティ研究所 サイバーセキュリティ研究室 室長
中尾 康二(なかお こうじ)
ネットワークセキュリティ研究所 主管研究員


共同受賞者: Shanqing Guo(山東大学(中国))
◎受 賞 日: 2013/7/26
◎受 賞 名: Best Paper Award
◎受賞内容: 論文「Efficient Malware Packer Identification Using Support Vector Machines with Spectrum Kernel」が、学術・技術の普及に貢献する優秀な論文であると認められたため
◎団 体 名: The 8th Asia Joint Conference on Information Security

左から、伊沢亮一、班涛、井上大介
左から、伊沢亮一、班涛、井上大介

◎受賞のコメント:

この度、マルウェア解析に関する論文が国際会議ASIAJCIS2013で評価され、優秀論文賞を頂戴いたしました。大変光栄に思います。本論文ではマルウェアを難読化するパッキング技術を解読するため、スペクトラムカーネルに基づいた機械学習法でパッカーを特定する手法を提案しました。本研究を進めるにあたり日頃よりご支援・ご助言をいただきましたサイバーセキュリティ研究室及び関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

受賞者

馬田 一郎(うまた いちろう)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 多感覚・評価研究室 研究員


◎受 賞 日: 2013/7/31
◎受 賞 名: 平成24年度特別研究員等審査会専門委員(書面担当)の表彰
◎受賞内容: 特別研究員事業等の書面審査において、有意義な審査意見を付し公平性、公正性を満たしつつ、大きく貢献したことを評価された。
◎団 体 名: 独立行政法人 日本学術振興会
馬田 一郎

◎受賞のコメント:

今回の表彰を受け、大変光栄で嬉しく思います。審査員をお引き受けする際は、「自分も科研費等でお世話になってきたのだから、少しでも貢献しなければ」という、恩返しのようなつもりでした。しかし、実際にやってみると、文面から伝わる若手研究者の情熱に感銘を受け、また審査のために勉強する必要も生じ、結局恩返しをするどころか逆に多くのことを学ばせていただきました。このような機会をいただいたことに深く感謝しております。

受賞者

辻 宏之(つじ ひろゆき)
ワイヤレスネットワーク研究所 宇宙通信システム研究室 主任研究員


共同受賞者: 鈴木 清文(三菱電機株式会社)
長山 博幸(株式会社三菱総合研究所)
◎受 賞 日: 2013/8/6
◎受 賞 名: Best Paper Award
◎受賞内容: ミリ波帯を利用した地上と航空機間にブロードバンド通信を実現するため、システムの開発及び航空機を使った実験を行った。その結果を第2回アンテナ伝搬アジア太平洋会議に投稿し発表を行った。その審査委員会の審査を経て、ベストペーパー賞に選ばれた。
◎団 体 名: The Second Asia-Pacific Conference on Antenna and Propagation (APCAP2013)
辻 宏之

◎受賞のコメント:

近年スマートフォン等の普及により、航空機内でのインターネットへの接続やブロードバンド通信アプリケーションへの関心が高まっています。本受賞では、地上と航空機間を、ミリ波周波数帯(40GHz帯)を使って直接通信を行うシステムの提案と実際の航空機を使った評価試験の結果に関し評価をいただきました。関係された皆様へ感謝するとともに、今後普及に向けて進めていきたいと思います。

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