ブックタイトル情報通信研究機構年報

ページ
161/318

このページは 情報通信研究機構年報 の電子ブックに掲載されている161ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

情報通信研究機構年報

1533  ●オープンイノベーション推進本部3.14 デプロイメント推進部門部管理全般に亘る監督を強化した。その結果、今期においても2 社とも黒字を計上した。2 .委託研究開発成果の普及・促進(1) 売上(収益)納付に係る業務の着実な推進を図るための実施方針の策定年度初めに民間基盤技術研究促進業務(図5 )関係の追跡調査によるフォローアップ等に係る実施方針を策定した。(2) 売上(収益)納付業務の着実な推進を図るため、追跡調査を実施売上(収益)納付業務の着実な推進を図るため、事業化に取り組んでいる等追跡調査の効果が見込まれる対象研究開発課題の21課題について、事業化動向に精通した事業化コンサルタントを活用しながら受託者を訪問して、事業化の状況等を把握する追跡調査を実施し、追跡調査の結果を踏まえたアドバイスや要請を受託者あてに文書で通知した。また、事業化の状況を踏まえ、4 課題を選定し、技術・事業マッチング等が期待できる企業の紹介を実施した。(3) 事業化の促進のため、外部有識者と受託者による意見交換会を実施納付の拡大が見込まれる対象研究開発課題の3 課題について事業化の促進のため、その分野に精通した外部有識者と受託者による意見交換会を実施し、事業化の取組を強化したとともに、改善策を取りまとめた上で、受託者あてに文書を通知した。(4)売上(収益)納付契約の契約期間を延長売上(収益)納付契約期間終了後も引き続き売上(収益)が見込まれる3 課題について納付契約期間を延長した。(5) 研究成果の積極的な公表による、成果の普及・実用化の促進研究成果の積極的な公表による、成果の普及・実用化の促進のため、対象研究開発課題の全課題について研究成果と製品化事例を取りまとめた「成果事例集」を作成し、NICT webサイト(http://kiban.nict.go.jp/seika/seihinka_jirei_201610.pdf)で公表した。また、NICTオープンハウスにおいて、研究開発成果のパネル展示のほか、成果事例集を配布し、希望のあった5 課題について受託者の製品カタログを展示した。(6) 委託研究開発の効果の把握及び検証の具体的な進め方を検討委託研究開発の効果の把握及び検証の具体的な進め方を検討するため、NICT以外で、これまでに研究開発委託業務を終了し、業務の評価(効果の把握、検証等)を実施した類似の事例等の調査を実施した。また、当該調査を基に委託研究開発に係る効果の把握に必要な情報や検証の具体的な手法を取りまとめた。図4  電気通信基盤充実のための施設整備事業等に対する利子助成図3 地域通信・放送開発事業に対する利子補給図5 民間基盤技術研究促進業務