ブックタイトル情報通信研究機構年報

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概要

情報通信研究機構年報

773拓く●フロンティア研究分野3.8 未来ICT研究所多数紹介され、参加者による活発な議論が交わされた。2 .研究成果の発信・普及活動(1)各種フォーラム、イベントの開催・出展・「nano tech 2017」展示会への出展高効率、高速応答の「有機材料や超伝導材料を用いた光制御デバイス」や生体システムの持つ優れた特徴を活用した「細胞・分子センサシステム」など最新の研究成果を紹介した(図4 )。・国際産業フロンティア産業メッセ2017への出展。高性能有機電気光学材料とそれを用いたTHz発生の成果などを出展した。(2)研究開発成果の実用化・社会展開のための活動・ 国際会議IEEE MTT-S 2016 International MicrowaveSymposium(IMS2016)で「Best Industry Paper Award」を受賞。NTT及び富士通研究所と共同で発表したものである。300 GHz帯の小型送受信モジュールを開発し、超高速(20 Gbps)瞬時ダウンロードのデモンストレーションを世界で初めて実現した。テラヘルツ通信技術が産業化への新たなフェーズに入ったことを示している。(3)出版・配布機関誌「KARC FRONT」を発行し、全国の大学・研究機関等に配布した。3 .教育・アウトリーチ活動の推進と人材教育施設一般公開(図5 )では、一般向け研究講演会を実施した。第27回細胞生物学ワークショップを主催し、次世代の研究者育成に貢献した。他に連携大学院として大学院教育に貢献し、研究所に研修生を受け入れ、学生指導にも当たった。図2 電気光学ポリマー応用技術研究会会場の様子図3 生体運動研究合同班会議図4 nano tech 2017展示会図5 施設一般公開