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鈴木 陽一氏(前耐災害ICT研究センター長)が受賞

 鈴木陽一氏(前NICT耐災害ICT研究センター長)が、日本放送協会(NHK)の放送事業の発展と放送文化の向上に功績のあった人に贈る「第72回日本放送協会 放送文化賞」の受賞者の一人として選ばれ、令和3年3月19日にNHK放送センター内スタジオ(無観客)において行わられた「第96回放送記念日記念式典」の中で表彰されました。受賞事由は以下の通りです。

 鈴木陽一氏は、音響研究の第一者として、人間の聴覚特性の研究や、高臨場感音響システムの研究開発を続けてこられた。人が感じる音の大きさの特性「ラウドネス」を国際規格としてまとめられ、放送の音の大きさを揃えるためのメーターの基礎となった。NHK放送技術研究所の研究アドバイザーや放送に関わる国の審議会の委員も務められ、また防災行政無線の聞こえ方の研究など、災害大国・日本の安全にも貢献している。

NHK受賞

※鈴木陽一氏は、令和3年4月1日よりNICT R&Dアドバイザー及び、
 学校法人東北文化学園大学工学部知能情報システム学科長・教授に就任