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ワイヤレスメッシュネットワーク研究室

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研究概要

災害に強いワイヤレスネットワークの実現
震災直後は、1 万局以上の携帯電話基地局が故障・停電等により停波し、通信トラフィックの急増により最大90 %前後の通話制限が実施されました。有線通信網や防災行政無線の多くも損壊し、高度に発達した通信ネットワークの災害への脆さが露呈されました。その結果、住民の安否や被災状況の把握に支障をきたしただけでなく、政府や公的機関による災害救助活動、医療活動、救援物資の流通等で致命的となり、甚大な社会的・経済的損失が生ずる一因となりました。

このプロジェクトでは、災害に強いワイヤレスネットワークを実現するため、広範囲に分散配置された無線端末を自律的に協調動作させることで、災害に強いメッシュ状のワイヤレスネットワークを実現するとともに、通信衛星や自動車、航空機等の移動体上のワイヤレスシステムを含む、より広範囲で通信の断絶が起きにくい“柔軟な”ワイヤレスネットワークを実現するための技術を研究開発します。

到達目標

  • 大規模災害が起こった際、取扱いが容易で確実に動作する衛星通信システムを実現するため、フルオートの可搬型地球局を開発します。
  • 急激なトラヒック増加に対して、限られた通信インフラの輻輳制御は大きな課題であることから、トラヒックが増加しても衛星系と地上系通信システムが柔軟に連携動作する無線メッシュネットワークシステムを構築します。
  • 無線メッシュネットワークネットワークの一部が機能を停止しても、残りの部分および車や航空機などの移動無線ノードによってネットワーク機能が最大限維持され、通信の孤立地域が救済されること、また、災害時を想定したアプリケーションが確実に動作することを実証します。