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起業のための心構え、事業計画の立て方を学ぶ セミナー「アントレプレナーの起業戦略」 〜 開催報告

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2016年10月5日


日 時 2013年8月5日
場 所 大阪商工会議所
 

概要

独立行政法人情報通信研究機構では、総務省近畿総合通信局、大阪商工会議所と共催で、情報通信技術(ICT)を活かしたビジネスアイデアをお持ちの起業を 志されている方、創業後3年程度までの方を対象にした、3段階で事業計画(ビジネスプラン)の立て方を学び、ビジネスにおけるプレゼンテーショ技術の向上 をめざすプログラム「ベンチャーキャンプ2013」を開催しました。  

STEP1 起業のための心構え、事業計画の立て方を学ぶ セミナー「アントレプレナーの起業戦略」

スケジュール

14:00 挨拶 総務省近畿総合通信局 情報通信部長 笠木繁樹 氏
14:05 講義「アントレプレナーの起業戦略」

株式会社イーサーブ 代表取締役・公認会計士 鈴木邦明 氏

16:50 開業支援制度の紹介 

大阪府 商工労働部 商工振興室 商業・産業サー ビス課
 新事業創造グループ 総括主査 福間明子 氏

大阪商工会議所
 中小企業振興部 経営相談室 課長 
   大西奈緒美 氏

 

■講演概要

起業家精神について
経営者として成功する人について
「人在」(指示待ち人材)は6割、「人罪」(能力はあるが積極的に発揮できず周囲の文句を言う人材、能力の低い人材)は2割、「人財」(自分と周囲の目標設定を行い、それに向かった管理ができる人材)は2割。  

 
「人財」は先見性、分析力、ストーリー構成力、意思決定能力に長ける。
失敗する人は「会社の看板で初めて活躍できたのにその事実に気付かない人」、「見栄を張る人」、「気配りができない人」、「起業理由に問題のある人」、「理念が先行し過ぎる人」、「一途で頑固な人」が特徴。
法人形態の特徴について
事業を成長に導くための起業戦略について
KPIは「品質」、「スピード」、「コスト」、「ネットワーク」の4つの項目からなる。
それに対し「開発」、「マーケットイン」、「管理」、「資金調達」との関係性を分析し、起業に向け検討すべき事項を考える。
売上見込みの考え方について
「顧客層」・「テリトリー」の特定、「潜在マーケットサイズ」の推定、「ターゲットマーケット」の特定を行う。次に、競合分析を行った上で、マーケットの優位性を特定する。最後に、プロモーション手段を考える。
資金調達について
CF、B/S、P/Lの考え方を理解し、月次決算書を作ることを習慣付けることが重要である。また売掛金、買掛金と回収・支払いにタイムラグが生じることを理解する。
起業に向けて
ビジネスモデルを構築し、セグメンテーション&ターゲティングを行い4P分析をしてマーケティングプランを練り、「損益計画」・「資金計画」・「損益分岐点分析」について各計画を作成して初めてビジネスプランが完成する。

■今後のスケジュール

【STEP2】 2013年8月21日(水) 14:00~17:00
【STEP3】 2013年9月 7日(土) 10:00~ 9月8日(日) 17:30

※プログラムは次の 3 段階で構成されています。「STEP1」と「STEP2」は単独で受講できますが、「STEP3」の参加は、「STEP1」と「STEP2」の受講が必須となります。

■-かわらばん近畿

8月23日 第151号 :ICTベンチャーの起業を支援! ベンチャーキャンプ2013開催 (PDF:1.60MB )