情報通信技術の進歩や地方での起業支援環境の整備によって、起業へのハードルは低くなり、地方発のベンチャー企業が生まれるようになってきました。
しかしながら、多くの情報やスタートアップ資金、起業支援者は東京に集中しており、地方まで行き渡っているとは言えない状況にあります。東北地方はその中でも、起業家を産み育てるエコシステムが十分ではありません。
国立研究開発法人情報通信研究機構は仙台市と連携し、グローバルベンチャーの創出に向けた全4回のプログラムをスタートします。起業へのハードルが低くなっているとはいえ、実際に起業するにあたってどういったことに注意をする必要があるのか、スタートアップに必要なマインドセットやビジネスの考え方など、多くのスタートアップが直面する課題とその解決方法を学ぶ機会は地方ではそう多くはありません。経験豊富なNICT ICTメンタープラットフォームメンターによる事例紹介やビジネスプランのブラッシュアップの機会を提供し、大企業とスタートアップとのマッチングの場を設け、より新しく、より魅力的なサービスを提供するグローバルベンチャーが創出されるよう、様々なプログラムを通じてサポートを行います。