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短波通信が突然できなくなる-デリンジャー現象

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太陽フレアによるX線や紫外線の急増が原因で、昼間側の電離圏D領域の電子密度が増加し、短波帯の電波を吸収する現象があります。この現象を、発見者の名前にちなんで、デリンジャー現象と呼びます。太陽活動が活発な極大期には、このデリンジャー現象が頻繁に発生します。イオノグラムで、電離圏からの反射波が観測されなくなる事で、デリンジャー現象の発生がわかります。長距離短波通信を行っている時にデリンジャー現象が発生すると、通信が突然できなくなってしまいます。デリンジャー現象の継続時間は、数分から数時間にわたるものまであります。情報通信研究機構では、GOES衛星による太陽X線観測をもとに、デリンジャー現象グローバルマップを作製、提供しています。