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太陽活動を表す指標-F10.7

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太陽からは、光だけでなく電波も放射されています。電波は太陽面全体から出ていますが、太陽黒点などの磁場の強い領域からは、特に強い電波が出ています。電波による太陽観測は、雲の影響を受けにくいという利点があります。太陽から放射される波長10.7cmの電波の強度は、「エフ ジュッテンナナ」と呼ばれ、太陽黒点数などと相関が良いことが知られています。そのためF10.7は、太陽活動を表す指標の一つとして、広く使われています。周波数にすると、約2.8GHzの電波です。F10.7の定常的な観測は、1947年にカナダのオタワで始められました。その後、1991年からは、カナダ、ブリティッシュコロンビア州ペンティクトンにある、ドミニオン電波天文観測所で、定常的に観測されています。この観測は、2機のパラボラアンテナを使って、毎日続けられています。情報通信研究機構でも、茨城県の平磯太陽観測施設で、波長10.7cmの太陽電波の強度の観測を行っています。