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地磁気の変化から宇宙環境の状態を知る-地磁気指数

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地磁気は、電離圏・磁気圏などの宇宙空間を流れる電流に対応して変動します。この電流の変化は、地磁気嵐やオーロラ活動など様々な宇宙天気現象の表れであるため、地磁気変動は宇宙天気予報にとって重要な情報です。地磁気変動の大きさを指数化することで、宇宙天気現象の特徴や規模が分かりやすくなります。K指数は、1つの観測所での地磁気の乱れ具合を3時間毎に指数化したもので、0から9までの10段階の値で表わされます。情報通信研究機構の宇宙天気予報では、気象庁柿岡地磁気観測所のK指数を利用しています。K指数以外にも、個々の宇宙天気現象を良く表すように、世界中に分布する複数の地磁気観測所のデータを用いて、様々な指数が算出されています。例えば、オーロラが頻繁に見られる領域よりも少し低い緯度の13箇所のK指数を基に作られ、全球的な地磁気活動の目安となるKp指数、オーロラや赤道ジェット電流の影響の少ない緯度の4箇所の地磁気データを基に作られ、地磁気嵐の大きさと推移を表すDst指数、高緯度の12箇所の地磁気データを基に作られ、オーロラ活動の強さを表すAE指数などがあります。これらの地磁気指数の算出には、国際協力による全地球的な地磁気の観測が必要不可欠で、情報通信研究機構も、国内外の観測所における地磁気観測に協力しています。