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電気を帯びた大気-電離圏

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飛行機の飛ぶ高度はおよそ10km。それより数倍高い高度約60km以上では太陽からの紫外線によって、地球大気の一部はプラスとマイナスの電気を帯びた粒子“プラズマ状態”になっています。このプラズマの密度は、国際宇宙ステーションが回っている高度400km付近で最も高くなり、このプラズマ密度が高い部分を電離圏と呼んでいます。カーナビなどに使われるGPS衛星の電波は電離圏中では伝わる速度が遅くなります。太陽フレアなどによって引き起こされる地磁気嵐が起こると電離圏の状態が変化します。このために電波の進み方が変わってしまい、GPS衛星を利用した機器の精度に悪影響を及ぼす可能性があります。NICTではこのような現象による障害を軽減するため、宇宙天気予報の研究を行っています。