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日没後に発生する電離圏の泡-プラズマバブル

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赤道域や低緯度の電離圏では、日没後にプラズマバブルと呼ばれる、局所的に電子密度が低い泡のような現象がしばしば発生します。プラズマバブルは、磁力線に沿った構造を持ち東に伝搬します。太陽活動が活発な時や、磁気嵐が発生した時には大きく成長し、日本上空まで及ぶこともあります。プラズマバブルの中や周辺では、電子密度の変化が大きいため、そこを通過する衛星電波が乱され、衛星通信障害やGPS測位精度低下の原因となり、ひどい時には、衛星電波を受信できなくなる場合もあります。情報通信研究機構では、タイ・ベトナム・インドネシアなどの国々と協力し、東南アジアから日本にかけての観測ネットワークを整備し、プラズマバブルの監視や発生の予測、発生メカニズムの解明を目指した研究を進めています。