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太陽から吹き出す超音速の風-太陽風

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太陽コロナは、電気を帯びた高温のガスを絶えず吹き出しています。このガスの流れを太陽風と呼びます。太陽風は、音速を超える速度で吹き出され、地球の近くでは、速度は秒速300から800kmになります。太陽風の成分は、殆どが水素イオンと電子です。太陽が自転しているので、太陽風が太陽から運び出す磁場は渦巻き状になっています。1950年代にドイツの科学者ビヤマンが、彗星の尾が太陽と反対側に伸びていることから、太陽風の存在を予言していました。その後、アメリカや旧ソビエト連邦の探査機によって、その存在が確認されました。現在は、太陽と地球の重力が釣り合う“L1点”でACE探査機が太陽風の速度・磁場・温度・密度などのデータを常に観測しています。情報通信研究機構では、このACE衛星からリアルタイムで送られてくる太陽風データを受信し、宇宙天気予報に活用しています。