鹿島宇宙技術センター

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情報通信研究機構は昭和35年(当時、電波研究所)、鹿島において直径30mのパラボラアンテナの建設に着手し、昭和39年5月に鹿島支所(現在の鹿島宇宙技術センター)を開設しました。その年の10月には東京オリンピックの国際衛星TV中継に成功し、本格的な宇宙通信、衛星管制、電波天文などの研究を開始しました。

宇宙通信の研究は、各種実験用通信衛星、放送衛星を用いた大容量衛星通信や電波の特性を生かした移動体衛星通信の研究につながっています。また、衛星管制の研究からはクラスター衛星と呼ばれるような多数の衛星の高機能制御技術の研究が生まれています。電波天文の研究は、VLBIと呼ばれる宇宙からの電波を用いた超高精度計測技術の開発につながり、大陸移動の実証を行いました。

現在は、災害時や山間部でも携帯端末で通話を可能とする世界最大級の通信衛星を用いた移動体衛星通信技術や混雑する静止軌道上の衛星位置を精密に把握し交通整理を行う技術、 e-VLBIと呼ばれる国際間ネットワークを用いて地球の姿勢を精密に計測する技術などの研究開発を実施し、情報通信の未来を拓く研究開発拠点として更なる発展をめざしています。