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対サイバー攻撃アラートシステム “DAEDALUS” (ダイダロス) がグッドデザイン賞を受賞!

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2013年10月3日

2013年10月1日、NICTサイバーセキュリティ研究室が開発した対サイバー攻撃アラートシステムDAEDALUS(ダイダロス)がグッドデザイン賞を受賞しました。

DAEDALUSは日本最大のダークネット観測網によってサイバー攻撃を観測・分析し、マルウェア感染等が検知された組織に対して警告を行うセキュリティシステムです。サイバー空間における攻撃と警告を、リアルタイムに可視化するインターフェースデザインを含め、その総合的なプロダクツが高く評価されました。
 

グッドデザイン賞 DAEDALUS受賞ページ






用語解説

グッドデザイン賞

公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、総合的なデザインの推奨制度(グッドデザイン賞サイトより抜粋)。

ダークネット

インターネット上で到達可能かつ未使用のIP アドレス空間のことを指す。未使用のIP アドレスに対しパケットが送信されることは、通常のインターネット利用の範囲においては稀(まれ)であるが、実際にダークネットを観測してみると、相当数のパケットが到着することが分かる。これらのパケットの多くは、マルウェアの感染活動など、インターネットで発生している何らかの不正な活動に起因している。そのため、ダークネットに到着するパケットを観測することで、インターネット上の不正な活動の傾向把握が可能になる。

マルウェア

ウイルス、ワーム、ボット、スパイウェアなど、情報漏えいやデータ破壊、他のコンピュータへの感染などの有害な活動を行うソフトウェアの総称であり、「mal-」=「悪の」という接頭辞とソフトウェアの「ware」を組み合わせた造語。マルウェアは、近年、多様化・高度化する傾向にあり、セキュリティインシデントの一大原因となっている。




本件問い合わせ先

広報部 報道担当

廣田 幸子
Tel:042-327-6923
Fax:042-327-7587
E-mail: