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Pi-SAR・Pi-SAR2の観測データを公開

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2015年10月1日

国立研究開発法人 情報通信研究機構

NICTは、研究開発に取り組んでいる航空機搭載合成開口レーダPi-SAR2(2008年~)、及び開発が完了した航空機搭載合成開口レーダPi-SAR(1998~2007年)の観測データを広く研究者及び行政実務者に利用していただくために、NICTが開発・構築した「Pi-SAR・Pi-SAR2の観測データ検索・配信システム」の仕組みを利用して公開いたします。また、世界最高性能を有するPi-SAR2が観測実験等で取得した画像を広く国民の皆様が閲覧できるようにその画像をNICTのWebサイト「X-MAP」上で公開いたします。

Pi-SAR及びPi-SAR2の観測データを公開(国内教育機関・研究機関・行政機関向け)

Pi-SAR及びPi-SAR2の観測データは、日本国在住で大学等の教育機関、国立研究開発法人及び行政機関に所属する職員を対象として、NICTが開発・構築したPi-SAR・Pi-SAR2の観測データ検索・配信システムの仕組みを利用して公開します。
提供するデータのうち、画像としては、GeoTIFF形式の他、再生処理後のシングルルック複素数画像データ(ssc)、振幅画像データ(mgaf)、ポラリメトリック画像データ(mgp)あるいは校正済ポラリメトリック画像データ(mgp_c)のいずれかまたは複数の形式を提供いたします。mgaf、mgpおよびmgp_cはNICTによるラジオメトリック校正および偏波校正済です。
また、データは、商用利用(プロダクトをそのまま、あるいは加工して販売等する行為)する場合及び第三者が著作権を有するため、その利用ルールが適用される背景地図コンテンツを除き、下記利用規約に従って利用できます。

X-MAP上で一般公開する画像

X-MAPは、WebGIS技術を利用して、国土地理院地図、航空写真(国土地理院)、オープンストリートマップ、グーグルストリート、グーグルサテライト及びグーグルハイブリット等の地図及び光学画像(航空写真、衛星画像)上に重ね合わせて表示させることができ、専門的なレーダ画像の判読知識が無くてもPi-SAR2画像の判読が容易にできるようにしたものです。
画像データは、非商業目的の利用について無償で提供いたします。ご利用の際は、必ず下記利用規約をご覧下さい。尚、第三者が著作権を有する背景地図コンテンツについては、それぞれの利用規約をご確認ください。

本件に関する問い合わせ先

電磁波計測研究所

センシングシステム研究室
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