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第41回欧州光通信国際会議(ECOC2015)にて第1回目の最優秀ホットトピックス論文賞をNICTが受賞

~Nature Photonics Best Postdeadline Paper Award~

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2015年10月19日

国立研究開発法人 情報通信研究機構

2015年9月27日から10月1日までスペインで開催された光ファイバ通信分野の最大級の国際会議の一つである第41回欧州光通信国際会議(ECOC2015)において、NICT光ネットワーク研究所フォトニックネットワークシステム研究室 ベン・パットナム主任研究員らの論文が高い評価を得て、ポストデッドライン論文(Postdeadline;特別設定の締切りを設けた、世界最高峰の成果が競合する国際会議内での最難関セッション)に選出されたことは、先の報道発表(2015/10/1)でお伝えしたとおりです。

Nature Photonics Best Postdeadline Paper Award表彰状
Nature Photonics
Best Postdeadline Paper Award表彰状

さらに、それらポストデッドライン論文の発表後に、すべてのカテゴリー中のトップスコアの論文に対して“Nature Photonics Best Postdeadline Paper Award”という賞が今年から贈られることになり、NICTは、その栄えある第1号の受賞者となりました。
今回の受賞論文は、光ファイバ1本あたりの伝送容量を2倍以上更新し、2.15ペタビット毎秒の実験に成功したものです。NICTフォトニックネットワークシステム研究室は、産学と連携し新しい光ファイバとそれを用いた次世代光通信システムの研究を世界に先駆け着手しました。世界トップクラスの研究機関と競いながら多くの世界記録を達成し、光ファイバ通信技術分野の最先端を牽引し続けています。

ベン・パットナム主任研究員による論文プレゼンテーション
授賞式

ベン・パットナム主任研究員による論文プレゼンテーション(左)、授賞式(右)の模様