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ユニバーサルコミュニケーション研究所の鳥澤健太郎室長らの研究グループがドコモ・モバイル・サイエンス賞 先端技術部門 優秀賞を受賞

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2015年10月30日

国立研究開発法人 情報通信研究機構

2015年10月16日、NICT ユニバーサルコミュニケーション研究所 情報分析研究室 鳥澤健太郎室長らの研究グループが、第14回(2015年)ドコモ・モバイル・サイエンス賞 先端技術部門 優秀賞を受賞しました。

ドコモ・モバイル・サイエンス賞(NPO法人 モバイル・コミュニケーション・ファンド)は、日本国内における移動通信の発展と若手研究者の育成を目的とし、優れた研究成果・論文等の業績に対して贈呈される賞です。

今回、受賞の対象となった業績は、「ソーシャルテキストビッグデータの意味的分析技術の研究」で、鳥澤健太郎室長らの研究グループのメンバー10名(ユニバーサルコミュニケーション研究所 情報分析研究室・企画室、耐災害ICT研究センター 情報配信基盤研究室)が長年にわたり進めてきた研究の成果による受賞で、東北大学の乾健太郎教授らのグループとの共同受賞となりました。

鳥澤室長らの研究グループは、数10億ページにも及ぶWeb上の日本語テキストを利用して、様々な質問に回答する大規模Web情報分析システムWISDOM Xと、対災害SNS情報分析システムDISAANAを開発するとともに、誰もが利用できるようにWeb上で一般公開しています。今後は、社会問題解決、研究開発プラン、観光旅行プランなど、様々な場面に活用できるよう、プランや仮説、リスク等が利用者の求める形でまとめられ提示される基盤となることが期待されています。

鳥澤健太郎室長
鳥澤健太郎室長らの研究グループメンバー

鳥澤健太郎室長(左)と同室長らの研究グループメンバー(右)

ドコモ・モバイル・サイエンス賞

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