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大規模IoTサービスの実証ができる
センサー・クラウド基盤JOSE

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JOSEについて

概要

JOSE(Japan-wide Orchestrated Smart/Sensor Environment) は専有利用・カスタマイズが可能な大規模ネットワーク・サーバ設備、設置が容易な無線センサー設備、および、実環境のセンサーデータが利用可能な、オープンテストベッドです。

目的

広域に配備された大量のセンサーから得られる観測データを、高速ネットワークで結ばれた分散拠点上の分散計算機を用いてリアルタイムに処理・解析するサービスを実装し,フィールド実証することが可能なテストベッドを整備.大規模スマートICTサービス基盤技術としての確立を目指します。

設備構成

概要

  • 貸出型センサー : 利用者にセンサーを貸し出し、独自にデータ収集していただきます。
  • 設置貸与型センサー: 各センサーをフィールドに設置した状態で利用者に開放・貸与します。
  • 共通基盤(設置貸与型): 計算機設備、大規模ストレージ設備を利用者に割り当て、センサーデータを蓄積・処理します。

汎用基盤:JOSE 共通基盤設備


【計算機設備】
  • ホストとなるUbuntu Server (各拠点395台)とKVMによるゲストOS(16仮想OS/台)であるUbuntu Serverで構成されます。
【 大規模ストレージ設備】
  • Ubuntu Server KVM(各拠点8台) とそのゲストOS(16仮想OS/台)であるUbuntu Serverで構成されます。
  • ストレージサーバは、全ての拠点においてインターネットとのフロントサーバとして提供可能です。

【 ネットワーク】
  • 共通基盤設備のネットワークはOpenFlowを用いて構成され、「Staticクラス」、「Dynamicクラス」、「RISEクラス」と定義した3種類のOpenFlowネットワークを提供しています。
    Staticクラスは共通基盤側でトラフィックをコントロールします。
  • DynamicクラスはOpenFlowコントローラも提供するため、研究者側で研究用途に合ったOpenFlowネットワークを構成することが出来ます。
  • RISEクラスは研究者側でお持ちのコントローラを接続し、OpenFlowネットワークを構成することが出来ます。
 

専用センサー設備

多種多様なセンサーが、取得するデータの特性や目的に沿って、日本各地のフィールドに設置されています。

ドキュメント

・JOSE共通基盤設備ユーザマニュアル
JOSE共通基盤設備の概要、設備利用開始までの手順などを記したユーザマニュアルです。
PDF

利用申請について

利用申請の方法については、NICT 総合テストベッドHP をご参照ください。