ラボツアーの事前申込は終了しました。定員に満たないコースは当日受付を行います。
当日ラボツアー受付にお問い合わせください。
NICTオープンハウス2019 ラボツアー・スケジュール
人工衛星との光通信を可能にする大型望遠鏡
今後の宇宙通信では光を使った通信が重要になると考えられていますが、衛星と光通信を行うためには地上の望遠鏡を正確に人工衛星に向けることが必要です。本ツアーでは、低軌道の人工衛星を追尾できる日本最大の口径1.5mの大型望遠鏡を紹介します。
宇宙天気予報センター予報会議実演
当センターでは世界各国の機関と協力し地球周辺の宇宙環境の監視と今後の変動予測を毎日行っています。人工衛星が観測したリアルタイムデータやコンピューターシミュレーションによる予測値が表示された場所で普段は非公開の予報会議を見学します。
宇宙天気ミニ講座(太陽)
宇宙天気予報センターから配信される情報について、研究者が分かりやすく解説します。宇宙天気ミニ講座(太陽)では、特に太陽表面の爆発現象と、地球への影響について解説します。
宇宙天気ミニ講座(磁気圏)
宇宙天気予報センターから配信される情報について、研究者が分かりやすく解説します。宇宙天気ミニ講座(磁気圏)では、特に磁気嵐の発生による、送電システムのトラブル・人工衛星の障害、またオーロラの発生について解説します。
宇宙天気ミニ講座(電離圏)
宇宙天気予報センターから配信される情報について、研究者が分かりやすく解説します。宇宙天気ミニ講座(電離圏)では、特に電離圏嵐の発生によるGPS測位誤差や短波通信障害、航空機の航路変更について解説します。
テラヘルツ波送受信システム:未開拓周波数電波の利用研究
NICTで開発されている実機の紹介と動作実演を行います。送信機として高輝度テラヘルツ光源や周波数コムを用いた光源等、受信機として2-3 THz帯の超伝導を用いた高感度ヘテロダイン受信機等をご紹介します。
原子周波数標準技術I(光格子時計)
現在の「秒」の定義はマイクロ波領域のセシウム原子時計に基づいています。近年、この時計の性能を凌ぐ光原子時計の進展が目覚ましく、秒の再定義が検討されています。本コースでは、光原子時計の方式の一つである光格子時計をご紹介します。
原子周波数標準技術II(単一イオン時計)
現在のマイクロ波原子時計よりも正確な時間の基準である光原子時計には「光格子時計」と「単一イオン時計」の方式があり、本コースではイオントラップという技術を使い、単一イオンの信号を時間の基準として利用する「単一イオン時計」について紹介します。
原子周波数標準技術III(原子時計チップ)
現在、「秒」の定義はマイクロ波領域のセシウム原子時計に基づいています。この原子時計を、集積回路技術を駆使してチップ化する研究開発を行なっています。本コースでは、その開発の一端を紹介します。
社会を守るサイバーセキュリティ
攻撃トラフィックの観測/分析システムのNicterにより大規模観測網を用いてサイバー攻撃の脅威を分析、対応するセキュリティ対策の自動化をご紹介します。データ利活用において重要な課題のプライバシー保護に関する最新の研究動向をご紹介します。
光・電子融合デバイス作製環境
(クリーンルーム)
最先端の光・電子融合デバイス作製環境として、またオープンラボとして管理・運用しているクリーンルームにご案内し、光・電子融合デバイスの作製環境および作製装置をご覧いただくとともに、主な装置の基本原理や仕組みなどをご説明いたします。
光を操るデバイス技術
光通信では「光をつくる」「光を集める」など正確に光を操作する技術が重要です。ネットワークシステム研究所では、世界最高レベルの技術で光デバイスの研究開発を行っており、光通信以外での利用も期待できます。これらのデバイスをご紹介します。
電磁波研究所紹介ツアー~センシング基盤分野におけるさまざまな研究~
電磁波研究所では、電波から光までの電磁波を安全に利用し、社会を取り巻く様々な対象から情報を収集し観測する「センシング基盤分野」の研究開発に取り組んでいます。本ツアーでは、当研究所で行っている主要な研究を体系的にわかりやすくご紹介します。
技術展示ツアー(量子通信関連)(多言語・セキュリティ関連)(AI関連)
テーマ(量子通信関連、多言語・セキュリティ関連、AI関連)に沿って関連する各技術展示ブースへご案内し、研究内容や最新の取り組みについてご紹介いたします。
電波を正確に測るための巨大空間:5面/6面共用大型電波暗室へご案内
金属大地床面(5面電波暗室)と自由空間(6面電波暗室)を自動で切替え可能、世界最高レベルの性能を誇る大型電波暗室へご案内いたします。暮らしの中で電波を安全・安心に利用するために行なっている研究開発をご紹介します。
ラボツアーに関するご案内
- ラボツアー受付および集合場所は2号館1階です。
- ラボツアーに参加される方は、ラボツアー受付にて受付をすませた後、開始5分前になりましたらラボツアー集合場所へお越しください。
- ツアー時間には集合場所からの見学場所までの往復時間が含まれています。
- 開始後は参加いただけない場合がございますので、ご注意ください。
ラボツアーに関する注意事項
- 受付は先着順とさせていただきます。
- 3歳未満のお子様については登録不要です。
- 申込が完了しましたら、自動返信メールが送られます。(メールには入力されたお名前が表示されます。)
- 自動返信メールは予約確定のご連絡ではございません。後日、担当者から予約の可否についてのメールをお送りしますので、しばらくお待ちください。
- 事前申込受付は6月7日(金)17時で終了とさせていただきます。ただし定員に達した場合は、締め切り前でも受付を終了させていただきます。
- 満員になったコースにつきましては、当該コースに満員の表示をして受付を終了いたしますが、事務処理の都合上、満員表示が遅れる場合がございます。
- 6月7日(金)17時までに定員に満たないコースについては当日受付を行います。ラボツアー受付にお問い合わせください。
- 申し込み内容に不備があった場合には、担当者からメールにてご連絡をさせていただきます。
- ラボツアーのお申し込みの際にご提供いただきました個人情報は、ラボツアーに関する業務上必要な範囲内でのみ利用いたします。本件にご了解いただける場合のみ、お申し込みをお願いいたします。
- 内容はHコース、Jコースを除いて理系高校生向けレベルとなっております。
- Hコース、Jコースにつきましては、一般の方向けに、わかりやすい内容となっております。
- Aコースにつきましては、ツアー内で急勾配の階段の昇降がございます。参加はご自身で上り下りができる方に限らせていただきます。
- Cコースにつきましては、参加は高校生以上とさせていただきます。安全面への配慮から3歳未満のお子様の同伴についても不可とさせていただきます。
- Fコースにつきましては、参加は高校生以上とさせていただきます。クリーンルームへお入りいただくため無塵服を着用していただきます。3歳未満のお子様の同伴についても不可とさせていただきます。
- 一部バリアフリー非対応の施設がございます。車いす等ご利用の方は、事前にご相談ください。