
GFP (Green Fluorescent Protein)
オワンクラゲから見つかった緑色の蛍光を放つタンパク質。遺伝子工学的な手法を使った改変により、蛍光を強めたもの(GFP-S65T)、蛍光波長の短いCFP(シアン色)、やや長いYFP(緑色)、ホ乳類の体温に近い37度でも光るもの(16度の海に棲むオワンクラゲのGFPは30度以上では発光が極端に弱いため)など、有用な変異体が多数作成されている。
FRET (Fluorescence Resonance Energy Transfer)
蛍光共鳴エネルギー転移。2つの蛍光分子が近傍にあり双極子モーメントが揃っているときに、波長の短い蛍光分子から長い分子へ起こるエネルギー転移のことで、波長の長い蛍光分子が励起されて蛍光が強くなる現象。 |
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