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合成開口レーダ(SAR:Synthetic Aperture Radar)
 航空機や衛星から斜め下に電波を出して、地上を映像として捉えるレーダ。小型のアンテナで受信信号強度と位相を正確に記録し、これをコンピュータで処理して高分解能を得る。

ポラリメトリ機能
電波は、電場と磁場が共に振動しながら伝搬する波であるが、電場の振動面を偏波と呼ぶ。物体は、任意の偏波に対し固有の偏波を反射する。この性質を用い、偏波の組み合わせで地表面を観測し、それぞれの場合の散乱信号を精密に測定し、これらを利用して対象を詳細に識別する機能。

インターフェロメトリ機能
 離れて配置された2つのアンテナを用いて、人間が双方の目で立体的に視ることができるのと類似の方法で3次元的像を得る。電波の位相情報を使うため、非常に高精度に計測ができる。