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進めるとともに、そこから得られる膨大なデータを有効に使っていくための活動にも注力している。大量のデータを生み出すためには、相応の人的資源や経済的資源が必要であり、CiNet外部との連携はますます重要になっていく。 CiNetは、社会の要請や期待に応えるべく、当初の目標を確認しながら、確固とした基礎研究成果を積み重ねるとともに、外部連携を通じて、応用技術開発やその実装にも注力していく。謝辞CiNetというユニークな形態の研究センターが生まれ、活動が継続できているのは、NICT関係者の努力のみではなく、総務省や大阪大学をはじめとした様々な組織の皆様の惜しみないご支援の賜物と深く感謝しております。このセンターの今後の発展は、脳情報通信という切り口で我が国や人類への貢献につながるものと確信しています。今後ともご支援、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。柳田敏雄 (やなぎだ としお)脳情報通信融合研究センター研究センター長工学博士生物物理・脳機能解析31 緒言 CiNetにおける研究開発について
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