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1033  ●ソーシャルイノベーションユニット実車を用いた動作実験によりハイブリッドVDTN方式のデータ収集効率の向上効果を確認した。さらに、次期中長期に向けた新しいテストベッド機能の検討を開始し、次世代SDNプログラミング言語P4のマルチテナントテストベッド環境をオープンソースを用いて構築し、P4テストベッドとして提供開始した2.エッジコンピューティング環境の開発既存クラウドにて広く活用されるKubernetesと互換性を持つエッジコンピューティング環境を仮想リージョン(ネットワーク基盤研技術)に基づいて動作させるエッジコンピューティングテストベッドをエミュレーション基盤StarBED上に構築し(図3)、ネットワーク内映像合成処理アプリケーションの技術実証等のパイロットサービスの提供を開始した。また、ネットワーク基盤研技術を組み込むとともにサービスごとに使用を許可されたデータのみ提供するセンサを仮想的にネットワーク上に配置(センサの仮想化)可能とするセキュアIoTエッジネットワーク構成ミドルウェア「CLINET」を開発し(図4)、企業との共同研究にてローカル5Gを視野に入れたWoTスマート空調システムの技術実証へ提供した。図2 車載プラットフォーム実証環境RSUL2VPNVLANNICTテストベッド5.8GHz/802.11p無線デバイス搭載実車両〜10台コントローラ実⾞両実験(実験環境)JOSEテストベッド+NICTクラウドVM実験試験局IoT-GWRSU5.9GHz/802.11p無線エミュレーション〜1000台エミュレーション(StarBED)InternetJGN⾞載機器の構成図3 エッジコンピューティングテストベッド•様々なエッジコンピューティング・疑似インフラ環境(市内エッジ、県内エッジ、クラウド等のネットワーク伝搬遅延、複数箇所の仮想基地局)を構成•スマートシティ等のサイバーフィジカルシステムに対し、システム全体の動作検証が可能StarBEDサーバ群+ネットワーク伝搬遅延エミュレーションKubernetesによるDockerコンテナ管理仮想リージョン(トポロジ抽象化)に基づくコンテナ配置コンテナコンテナコンテナコンテナコンテナコンテナコンテナ市内エッジ県内エッジクラウドユーザが作成したDockerイメージを展開FW・ルーティング制御によりテストベッドユーザ間のトラフィックを隔離図4 エッジネットワーク構成ミドルウェアCLINETCLINET: セセキキュュアアIoTエエッッジジネネッットトワワーークク構構成成ミミドドルルウウェェアアネネッットトワワーークク基基盤盤研研技技術術をを組組みみ込込むむととととももにに,サービス毎に使用を許可されたデータのみ提供するセンサを仮想的に配置(センサの仮想化)可能とし,単単一一ののセセンンササデデーータタををセセキキュュアアにに複複数数ののササーービビススにに振振りり分分けけらられれるるエッジコンピューティング環境を構成イインンタターーネネッットトククララウウドドライドシェア⾼齢者⾒守りササーービビススごごととののネネッットトワワーーククCLINETネットワーク仮仮想想リリーージジョョンンエネルギー制御CLINETゲートウェイエエッッジジPPFFCLINETゲートウェイCLINETコントローラ仮仮想想リリーージジョョンンエエッッジジPPFFエエッッジジイインンフフララ制制御御((仮仮想想リリーージジョョンン))::エッジネットワークにおける計算処理資源・ネットワーク資源を地理的近接性、通信遅延・データ管理条件等によりグループ分けした仮想リージョンに基づき、データの配信先、処理位置を制御するKubernetesベースのインフラ管理機能を提供するククララウウドド・・エエッッジジ連連携携ププララッットトフフォォーームム::データポリシー、データ量やデータ処理頻度の変化、サービスの要求条件等に応じて、処処理理モモジジュューールルををククララウウドドととエエッッジジのの間間でで動動的的にに再再配配置置させ、処理の応答時間短縮や省資源等の最適化を動的に行うネットワーク基盤研究室技術の組み込みエエッッジジネネッットトワワーーククカメラ椅子の位置、勤退情報サードパーティアセットLocal 5G/WiFi等WOT空調WOTデータHUBWOT照明スマート空調システム実証システム3.10.2 総合テストベッド研究開発推進センター

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