1493 ●オープンイノベーション推進本部ながった。また、早稲田大学については、令和3年4月に令和2年度に実施した課題の報告会を開催した。さらに、研究及び協力の分野における相互協力を円滑かつ効率的に実施するための連絡会等をそれぞれ開催し、今後の交流の在り方について意見交換を行った。2.研究者の受入、派遣等の外部との研究者交流の推進(1)大学等との相互協力協定令和2年度は、公立大学法人兵庫県立大学とNICTが相互に連携することにより我が国の情報通信の発展に寄与することを目的として連携協定を締結した(図2)。NICTと大学等との相互協力の締結数は18となった。(2)連携大学院制度連携大学院制度は、国や民間の研究機関と大学が協定等を締結し、研究機関の研究者が当該大学院の教育に参画する制度で、NICT では、これまで19の大学院等と協定を締結しており、令和2年度は協定を締結している大学院から35名の大学院生を受け入れ、研究経験を得る機会を確保するとともに、NICT の研究者延べ23名を講師として大学院へ派遣した。(3)研究者の交流NICT職員への指導・助言等を目的とする招へい専門員39名、NICT の研究をより効率的に推進するための協力研究員460名及びNICTの研究者から研究指導を受ける研修員50名を受け入れ、研究者交流を推進した(表4)。図2 兵庫県立大学とNICTとの包括的な連携協定締結 (令和2年10月15日)図1 早稲田大学-NICTマッチング研究支援事業審査会 (令和2年3月23日)表4 令和2年度招へい専門員・協力研究員・研修員受入人数 国内海外計招へい専門員36名3名39名協力研究員447名13名460名研修員39名11名50名3.11 イノベーション推進部門
元のページ ../index.html#157