493創つくる●データ利活用基盤分野扱えるようにするために、空間的な画像情報を可視化して多人数で確認するためのテーブル型メガネなし3Dディスプレイ技術fエフVビジョンisiOnの研究開発においては、画質劣化を抑えながら実プロジェクタ288台で5,603台相当の立体像を再生する手法を開発した。4.けいはんな学研都市における地域連携活動平成11年から継続して開催している「けいはんな情報通信フェア」は今年度から「けいはんなR&Dフェア」と名称を変更して開催した。今回は新型コロナウイルス対応のためオンライン開催とし、3日間にわたり研究展示はWEB空間上で動画と資料を用いたバーチャル展示を行い、講演やパネルディスカッションはZoomとYouTubeで合計13本を配信し、視聴回数は延べ2,800回以上であった(図1、2)。けいはんなの産学官連携を進めるために設置されている「けいはんな情報通信オープンラボ研究推進協議会」の活動の一環として、けいはんな情報通信オープンラボシンポジウム「ポストコロナ時代の新たな情報通信技術 - 関西・けいはんなへの期待」をオンライン開催した。今回はコロナ対応の情報通信技術とコロナ後の経済への期待についてお二人の方から基調講演をいただくとともに、協議会の分科会とオープンラボに入居する企業から、ポストコロナ時代に向けた研究開発の取り組みについて紹介していただいた。参加者は88名であった(図3)。図3 けいはんな情報通信オープンラボシンポジウムのZoomによるオンライン開催の模様図2 けいはんなR&DフェアのWEBでのバーチャル展示3.4 ユニバーサルコミュニケーション研究所
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