1933●業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業の較正期限の管理等を行うとともに、測定機器・点検員・研究室の追加・削除等に伴う登録検査等事業者業務実施方法書の更新を随時行った。また令和3年度は、技術基準適合証明の未取得機器を用いた実験等の特例制度(電波法第四条の二の2)の適用が初めて1件あり、令和4年3月14日に開設届出を行った。(2)高周波利用設備の申請・管理NICTの研究に必要な高周波利用設備の各種申請・届出及び運用管理を行うことで、研究開発支援を行った。令和3年度に変更許可申請・届出を行った件数を、4.2研究支援に示す。高周波利用設備に対する職員の理解を深めるため、すべての職員を対象とするeラーニング研修及び高周波利用設備の業務に携わる職員を対象とするオンライン説明会を開催した。eラーニング研修は、受講対象者である1,300人の全員が年度内に受講を修了した。オンライン説明会は、令和3年10月29日に開催し、当日視聴参加者数は121名であった(後日のオンデマンドによる再視聴者数は含まず)。さらに、高周波利用設備を保有する部署に対する自己点検を実施し、電波法に則った適切な管理運営がなされていることを確認した。2.ものづくりグループ(グループリーダー 中村 賢司 ほか3名)(1)試作開発業務高度な工作技術を要する治具等の製作を行い、NICTの研究活動推進に貢献した。令和3年度の製作件数等の実績を、4.2研究支援に示す。令和3年度の製作物の例を図2に示す。また、研究者等自身による材料加工・工作機器の利用に際して、工作機械操作支援、工作設計の助言、安全対策(安全指導)を行うとともに、材料・部品等の在庫管理を行い、利用者の利便を図った。新型コロナウィルス感染防止のため令和2年度には実施できなかった機械工作講習会を、令和3年度にはeラーニングと少人数による実習のハイブリッド方式を初めて導入して再開した。令和3年11月から年度末までeラーニングを実施した上で、eラーニング修了者を対象に希望者に対して、少人数(4名以下)の対面による実習を、令和4年2月に日程を分散して実施した(図3)。eラーニングと実習のそれぞれの受講者数を、4.2研究支援に示す。(2)新たな取組ものづくりグループが有する工作機械及び精密測定機器と、それを扱える技術者を活いかして、NICT内の試作開発の需要に応えるとともに、外部連携によって社会に寄与していく取り組みを開始した。令和3年度は、国立大学法人東京学芸大学 ハードウェア工学研究室との間で共同研究契約を締結し、学校教育用3Dプリンタの造形精度向上に関する共同研究を実施した。また、NICT内のDX推進として、工作機械等の使用電力量の見える化(カーボンニュートラル)及びものづくり業務の利用者に対するサービス向上のための調査・アンケート(業務改革)を、令和4年度に実施するための準備を進めた。(c)集積光チップ用の調芯系のジグ(Beyond 5G研究開発推進ユニット テラヘルツ研究センター テラヘルツ連携研究室)図2 令和3年度の製作物の例(b)無線伝送実験ステージ用基板筐体・治具(未来ICT研究所 小金井フロンティア研究センター 超高周波ICT研究室)(a)マルチモードNd:YAGレーザ筐体(電磁波研究所 電磁波伝搬研究センター リモートセンシング研究室)図3 令和3年度機械工作講習会(実習)3.13 業務企画部
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