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平成28年(2016年)熊本地震 緊急対応

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2016年4月17日

国立研究開発法人情報通信研究機構

今般発生した、熊本地震により被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

NICTでは、被災地支援として以下の緊急対応を行っております。

DISAANA(ディサーナ) - 対災害SNS情報分析システム

熊本・大分地域における被害状況や不足物資等に関するツイッターの内容を分析することができるDISAANA(対災害SNS情報分析システム)を無料公開しています。なお、検索結果は機械的な処理によって抽出されたものであり、その内容の正確性や真実性を保証しているものではありません。

航空機搭載合成開口レーダPi-SAR2による観測

熊本・大分地域における地表の変化状況(斜面の崩落等)の観測を実施致しました。観測により得られた画像の一部は、観測中から被災地の画像の速報として関係機関に送付しました。以下のWebページにて、速報版のほか観測データ処理が終了したものから順次詳細画像を掲載しています。

VoiceTra(ボイストラ) - 多言語音声翻訳アプリ

被災地にいらっしゃる外国人の方との間のコミュニケーション手段として、多言語音声翻訳アプリ“VoiceTra”(ボイストラ)の翻訳機能が無料でご利用可能です。VoiceTraをご利用頂くためには、以下のウェブをご参照いただき、お手持ちのスマホにダウンロード頂くことが必要です。

聴障者とのコミュニケーション支援アプリ「こえとら」

NICTの研究開発成果である音声認識技術や音声合成技術を活用することにより、聴障者の方々とのスムーズなコミュニケーションを支援するスマートフォンアプリです。事前にインストールしておけば、インターネット環境がないところでも利用可能であり、耳の不自由な被災者の方とのコミュニケーション手段として無料でご利用可能です。

※「こえとら」は株式会社フィートが提供し、電気通信分野における障がい者支援を目的として、株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社、東日本電信電話株式会社、西日本電信電話株式会社の協賛により、無償でサーバー側の運用保守が行われています。

窓口での対応などで便利な聴障者とのコミュニケーション支援アプリ「SpeechCanvas」

聴障者と健聴者との会話を、NICTの音声認識技術を使って強力にサポートする、無料のタブレット端末用アプリです。話した言葉が次々と画面上で文字になり、画面を指でなぞれば絵や字がかけます。事前にインストールしておけばインターネットがつながらなくても音声認識してくれるので、ネットワーク環境が不安定な被災地等でも安心して利用可能です。