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第30回 独創性を拓く 先端技術大賞 企業・産学部門 特別賞を受賞

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2016年7月29日

国立研究開発法人情報通信研究機構

2016年7月28日、NICTネットワークシステム研究所のベン パットナム主任研究員らの研究グループがフジサンケイビジネスアイ「第30回 独創性を拓く 先端技術大賞 企業・産学部門 特別賞」を受賞しました。

「独創性を拓く 先端技術大賞」は、「科学技術創造立国」の実現に向け、先端技術分野で活躍する若手研究者の独創性と創造性をはぐくみ、勉学・研究への意欲を高めることを目的に1986年に創設され、「学生部門」と「企業・産学部門」の2部門で表彰される賞です。

今回の受賞は、ネットワークシステム研究所フォトニックネットワークシステム研究室のベン パットナム主任研究員、ルーベン ソアレス ルイス主任研究員、ヴェルナー クラウス主任研究員、坂口淳主任研究員、ホセ・マヌエル デルガド・メンディヌエタ主任研究員、淡路祥成研究マネージャー、和田尚也研究所長の研究グループによる「マルチコアファイバと光周波数コムを用いた超大容量伝送システムの研究開発~未来の光通信のために~」が高く評価されたものです。

受賞者らの研究グループは、年々増加する通信量に対応するために、産学と連携し世界に先駆けて新型光ファイバの研究に着手し、世界トップクラスの研究機関と競いながら多くの世界記録を達成し、将来の大規模光ネットワークの可能性を拓きました。今後も、世界に誇る日本の技術で、数十年先を見据えた光通信インフラの実現に向けて貢献して参ります。


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授賞式にて、淡路研究マネージャー(右)、パットナム主任研究員(右から2人目)、デルガド・メンディヌエタ主任研究員(左)
授賞式にて、淡路研究マネージャー(右)、パットナム主任研究員(右から2人目)、デルガド・メンディヌエタ主任研究員(左)

レセプションにて、高円宮妃久子殿下へ研究紹介
レセプションにて、高円宮妃久子殿下へ研究紹介