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米国インディアナ大学と研究協力覚書を締結

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2016年8月8日

国立研究開発法人情報通信研究機構

NICTは、2016年8月3日(水)に、米国インディアナ大学と、研究開発通信ネットワーク及び先進的インターネット技術を始めとしたICT分野に関する研究推進を目的として、研究協力覚書(MOU)を締結しました。当日は、アジア太平洋先進ネットワーク(APAN)会合が中国・香港で行われる機会を利用して、NICT側からは富田 二三彦理事が、インディアナ大学側からはTransPAC4共同責任者Andrew Lee氏が出席し署名しました。
インディアナ大学は、米国国立科学財団(NSF:National Science Foundation)による出資プロジェクトTransPACを運営し、アジア地域の通信環境拡充策の一環として日米間に回線インフラを提供しています。NICTは、前身である旧通信総合研究所の時代からインディアナ大学とTransPACを通して研究協力関係にあり、NICT発足後もMOUを締結し関係を継続してきました。今回のMOU締結は、その更新になります。
これまで、インディアナ大学との間では、NICTのテストベッド・ネットワーク(JGN)の日米回線とTransPAC回線との相互協調運用(冗長性の確保など)や各種国際プロジェクトにおいてJGNとTransPAC回線とを連携させた実証実験などを実施してきました。今後は、これらの活動を継続するとともに、技術実証・社会実証の推進、また新たな価値創造に向けて、インディアナ大学との研究協力関係を一層深めていきます。

TransPAC4 Andrew Lee氏(左)とNICT富田 二三彦理事(右)
TransPAC4 Andrew Lee氏(左)とNICT富田 二三彦理事(右)
MOU署名式参加者
MOU署名式参加者