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ネットワーク研究本部の紹介

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研究本部長   今瀬 真

将来の社会を支える新世代ネットワークの実現へ

    2012年5月からネットワーク研究本部長に就任した今瀬でございます。「新世代ネットワーク」の開発は、情報伝送量の大幅な拡大、これに伴う情報処理機器でのエネルギー消費量の増大、セキュリティの脅威、など情報通信ネットワークが抱える様々な問題を抜本的に解決することを目的として、社会のインフラとして高い適応性と持続発展性を有するネットワークの構築技術を確立することにあります。
  NICTでは2011年度から2015年度までの第3期中期計画期間において、新世代ネットワークの姿を明らかにする計画です。また、その成果を国際的に発信し、標準化活動など国際的な連携を行うことにより、実用に供する道をつけたいと考えております。この目標の実現は、学会、産業界など様々な方のご協力なしには不可能です。事実、これまでの成果は、様々の方々のご協力なしには実現できておりません。何卒、本活動の趣旨をご理解いただき、ご協力、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。 

R&Dアドバイザー   村田 正幸

 これまでNICTネットワーク研究本部では、20年後さらには30年後に実現すべきネットワークを考え、策定したビジョンに基づいて技術戦、さらには技術ロードマップを策定し、同時に、海外との連携、標準化戦略、あるいは研究資金戦略について議論してきました。策定した戦略に則り、平成22年度より研究開発の実行フェーズである新世代ネットワーク戦略プロジェクトを実行しています。戦略プロジェクトは、イノベーションにつながる新しい発想を創造しながら、ポストインターネット時代のネットワークを具現化していくものです。